トニーオスカムン(1998年生、母サファイヤジョオー)

Tony Osukamun

1998.04.24

トニーオスカムン(1998年4月24日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のサクラチトセオー(当時8歳)と交配したサファイヤジョオーが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中山 巖。戦績は、地方32戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の一般C3ハ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中山巌から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」と「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

石川忠良厩舎(船橋)へ入厩。

2歳(2000年)

9月22日、デビュー戦は野口正宏騎手を鞍上に据えて、3歳船橋ダート1000m 曇/良)に出走。馬体重は434kg。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

10月25日、中4週で迎えた2戦目は、3歳船橋ダート1200m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で野口正宏騎手(1戦0勝)。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

12月1日、中4週で迎えた3戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、3歳船橋ダート1200m 曇/良)に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったゼンノオーロラに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月19日、中2週で迎えた4戦目は、3歳船橋ダート1200m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手(1戦0勝)。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

3歳(2001年)

1月11日、中2週で迎えた5戦目は、3歳船橋ダート1400m 内回り 曇/不良)に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手(2戦0勝)。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

2月5日、中3週で迎えた6戦目は、3歳船橋ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手(3戦0勝)。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したマエノビクトリアを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

4月2日、中7週で迎えた7戦目は、佐藤正人騎手を鞍上に迎えて、3歳船橋ダート1500m 晴/重)に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた8戦目は、3歳船橋ダート1400m 内回り 晴/良)に出走。鞍上は佐藤隆騎手(4戦0勝)。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

6月29日、中9週で迎えた9戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳船橋ダート1400m 内回り 晴/良)に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

7月27日、中3週で迎えた10戦目は、山中尊徳騎手を鞍上に迎えて、3歳船橋ダート1500m 晴/良)に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた11戦目は、3歳川崎ダート1500m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で山中尊徳騎手(1戦0勝)。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月20日、連闘で迎えた12戦目は、3歳船橋ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で山中尊徳騎手(2戦0勝)。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

9月18日、中3週で迎えた13戦目は、3歳船橋ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で山中尊徳騎手(3戦0勝)。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた14戦目は、3歳船橋ダート1500m 雨/不良)に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で山中尊徳騎手(4戦0勝)。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

11月20日、中5週で迎えた15戦目は、3歳船橋ダート1400m 内回り 晴/良)に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で山中尊徳騎手(5戦0勝)。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

4歳(2002年)

4月14日、約5か月の休養明けで迎えた16戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ上山ダート1500m 晴/稍重)に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3ハ上山ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で江川伸幸騎手(1戦0勝)。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3ロ上山ダート1500m 曇/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で江川伸幸騎手(2戦0勝)。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月26日、中1週で迎えた19戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ上山ダート1500m 晴/良)に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3ハ上山ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は江川伸幸騎手(3戦0勝)。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のローズフラッシュに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月23日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3ハ上山ダート1500m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で江川伸幸騎手(4戦1勝)。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月23日、中3週で迎えた22戦目は、一般C3ロ上山ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で江川伸幸騎手(5戦1勝)。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた23戦目は、佐藤庄一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ上山ダート1300m 曇/重)に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月25日、中0週で迎えた24戦目は、一般C3ハ上山ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は江川伸幸騎手(6戦1勝)。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3イ上山ダート1300m 曇/稍重)に出走。鞍上は佐藤庄一郎騎手(1戦0勝)。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月16日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3ロ上山ダート1300m 小雨/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で佐藤庄一郎騎手(2戦0勝)。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月22日、連闘で迎えた27戦目は、鈴木勝騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ上山ダート1500m 曇/良)に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた28戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ上山ダート1500m 晴/重)に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた29戦目は、トータリゼータエンジニアリングカップ上山ダート1500m 曇/重)に出走。鞍上は佐藤庄一郎騎手(3戦0勝)。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた30戦目は、上山ライオンズクラブ賞上山ダート1500m 雨/重)に出走。鞍上は鈴木勝騎手(1戦0勝)。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイワマーブルから2馬身半差の2着となった。

11月19日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3上山ダート1700m 晴/重)に出走。鞍上は2戦連続で鈴木勝騎手(2戦0勝)。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた32戦目は、佐々木敦司騎手を鞍上に迎えて、エビスサーキットレースクイーン杯上山ダート1500m 晴/重)に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。