カーティバル（2015年生、母プリンセスルーシー）

カーティバル（2015年2月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「魅了する（西）。皆を魅了する走りを期待して」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時7歳）と交配したプリンセスルーシーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、中央平地5戦1勝、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は2017年の2歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

高橋義忠厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

11月3日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は414kg。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のキャッチミーアップを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2018年）

1月14日、中9週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの紅梅ステークス（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

3月3日、中6週で迎えた3戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

6月23日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に敗れた。

9月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1400m 雨/重）に出走。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

10月29日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、アキノキリンソウ賞（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、4着に終わった。

12月8日、中5週で迎えた7戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート850m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた8戦目は、伊達の屋台賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。