ニシノフォンテン（1985年生、母ウメノルース）

ニシノフォンテン（1985年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のホワイトフオンテン（当時15歳）と交配したウメノルースが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は小池博幸。戦績は、中央平地11戦1勝、地方38戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1987年の3歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

元石孝昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1987年）

8月16日、デビュー戦は関野弘行騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のクロカミビゼンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月6日、中2週で迎えた2戦目は、2歳G3の新潟3歳ステークス（新潟芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で関野弘行騎手（1戦1勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

11月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、2歳オープンの福島3歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関野弘行騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

12月19日、中3週で迎えた4戦目は、岡山定夫騎手を鞍上に迎えて、2歳G3のテレビ東京賞3歳牝馬ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

3歳（1988年）

1月6日、中2週で迎えた5戦目は、4歳400万下の若竹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡山定夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

1月23日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのジュニアカップ（中山芝2000m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

2月20日、中3週で迎えた7戦目は、4歳400万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた8戦目は、4歳400万下の桜草特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた9戦目は、4歳400万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた10戦目は、4歳400万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

6月12日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳400万下（東京芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は関野弘行騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

10月6日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、大隅三喜男騎手を鞍上に迎えて、一般B2（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月30日、中2週で迎えた13戦目は、一般B2（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大隅三喜男騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月1日、中4週で迎えた14戦目は、一般B2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大隅三喜男騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月8日、連闘で迎えた15戦目は、川中子健二騎手を鞍上に迎えて、一般B2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2 B3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川中子健二騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月30日、連闘で迎えた17戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般B2（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシユガーセイコーから1馬身半差の2着となった。

4歳（1989年）

1月18日、中2週で迎えた18戦目は、一般B1 B2（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川中子健二騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大隅三喜男騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月12日、中0週で迎えた20戦目は、一般B2（宇都宮ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月22日、中0週で迎えた21戦目は、一般B2（宇都宮ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月26日、中4週で迎えた22戦目は、一般B2（宇都宮ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は川中子健二騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月3日、連闘で迎えた23戦目は、いわかがみ特別（宇都宮ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で川中子健二騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた24戦目は、今平弥騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー賞典（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた25戦目は、すずらん特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川中子健二騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた26戦目は、一般B2 B3（宇都宮ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は大隅三喜男騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた27戦目は、一般B1 B2（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川中子健二騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月19日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、ダリア特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川中子健二騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2（宇都宮ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川中子健二騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月2日、中3週で迎えた30戦目は、ふじばかま特別（宇都宮ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川中子健二騎手（9戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月31日、中3週で迎えた31戦目は、西村一浩騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた32戦目は、多気山特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大隅三喜男騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた33戦目は、カシオペア特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は川中子健二騎手（10戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた34戦目は、一般B1（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は西村一浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた35戦目は、一般B1（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は大隅三喜男騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（1990年）

1月7日、中1週で迎えた36戦目は、一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は川中子健二騎手（11戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた37戦目は、一般B2（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川中子健二騎手（12戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた38戦目は、一般B2 B3（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は西村一浩騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月15日、連闘で迎えた39戦目は、おうし座特別（足利ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は川中子健二騎手（13戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月25日、中0週で迎えた40戦目は、山田博美騎手を鞍上に迎えて、一般B2（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた41戦目は、一般B2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は西村一浩騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月12日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた42戦目は、一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大隅三喜男騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月22日、中0週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた43戦目は、一般B2（足利ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大隅三喜男騎手（8戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた44戦目は、一般B2 B3（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大隅三喜男騎手（9戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた45戦目は、ひなげし特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で大隅三喜男騎手（10戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月30日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた46戦目は、一般B3（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大隅三喜男騎手（11戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた47戦目は、一般B3 C1（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大隅三喜男騎手（12戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月19日、中0週で迎えた48戦目は、一般B3 C1（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で大隅三喜男騎手（13戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた49戦目は、一般B3（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で大隅三喜男騎手（14戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。