デミングガール（2003年生、母エイシングリスン）

デミングガール（2003年4月23日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「ニューメキシコ州の都市名＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のMeadowlake（当時20歳）と交配したエイシングリスンが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。戦績は、中央平地3戦0勝、地方15戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の3歳C2。

経歴

デビュー前

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

9月3日、デビュー戦は芹沢純一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい16着に終わった。

10月22日、中6週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた3戦目は、D.ボニヤ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

12月31日、中6週で迎えた4戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳C3（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るファイヤブラスターを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

3歳（2006年）

1月7日、連闘で迎えた5戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したゴールドアップを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月9日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

4月24日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた7戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のオオカリベブラックをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。

5月28日、中2週で迎えた9戦目は、3歳B3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B3（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

10月22日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた13戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

11月18日、中1週で迎えた14戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

12月11日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マルケイセンカに交わされて2馬身半差の2着となった。

12月29日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

4歳（2007年）

1月6日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。