オメガグランプリ（2003年生、母アイリッシュダンス）

オメガグランプリ（2003年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大賞（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のエルコンドルパサー（当時8歳）と交配したアイリッシュダンスが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、原禮子によって4,935万円で落札された。

瀬戸口勉厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

2月5日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月3日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、勝ったマイネルアンツークにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月24日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。