ターフブライト（1993年生、母リネンジョオー）

ターフブライト（1993年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時8歳）と交配したリネンジョオーが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地19戦1勝2着1回、地方23戦1勝。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

鶴留明雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

1月28日、デビュー戦は小島貞博騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は436kg。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい7着に終わった。

2月3日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた3戦目は、4歳新馬（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小島貞博騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸びを見せたが、勝ったフラップドゥードルにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

3月10日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小島貞博騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で小島貞博騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線に入ると、前で粘るインターネットを凄まじい末脚でクビ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

4月27日、中3週で迎えた6戦目は、4歳500万下（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小島貞博騎手（5戦1勝）。18頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、6着に入り込んだ。

5月19日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小島貞博騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小島貞博騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

6月23日、中2週で迎えた9戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小島貞博騎手（8戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた10戦目は、名古屋チャレンジカップジュピター賞（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で小島貞博騎手（9戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月4日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上500万下の相川特別（新潟芝1600m 外回り雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は11戦連続で小島貞博騎手（10戦1勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

4歳（1997年）

3月2日、約7か月の休養明けで迎えた12戦目は、M.ブータン騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下の乗鞍特別（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は小島貞博騎手（11戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（12戦1勝）。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

5月3日、中1週で迎えた15戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、オープス中郷開設4周年記念（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスノーストームをクビ差制して勝利を手中に収めた。

6月15日、中5週で迎えた16戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

5歳（1998年）

1月14日、約7か月の休み明けで迎えた17戦目は、マルチフェイス特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後はワイヤーカットと並んで3着同着となった。

2月17日、中4週で迎えた18戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップジュノ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月18日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、’98フレンドリーブーツ特別（2）（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

4月4日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた20戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず11着に終わった。

4月12日、連闘で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

8月23日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた24戦目は、オータムスター賞（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で池添謙一騎手（4戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下の飯盛山特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小島貞博騎手（13戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

11月30日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた26戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、ひいらぎ特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた27戦目は、行道山特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた28戦目は、寒菊特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（1999年）

1月18日、中2週で迎えた29戦目は、オシドリ特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた30戦目は、立春特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口竜一騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月11日、連闘で迎えた31戦目は、春菜特別（宇都宮ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口竜一騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた32戦目は、大隅三喜男騎手を鞍上に迎えて、きさらぎ特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月22日、中3週で迎えた33戦目は、山田博美騎手を鞍上に迎えて、スプリング特別（宇都宮ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた34戦目は、菜の花特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田博美騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた35戦目は、春りんどう特別（足利ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は大隅三喜男騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた36戦目は、忘れな草特別（宇都宮ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大隅三喜男騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた37戦目は、山百合特別（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた38戦目は、名草川特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は大隅三喜男騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月18日、中4週で迎えた39戦目は、クローバー特別（宇都宮ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大隅三喜男騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた40戦目は、スイレン特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大隅三喜男騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた41戦目は、ダリア特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大隅三喜男騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた42戦目は、野菊特別（宇都宮ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で大隅三喜男騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。