エイユーハーデイ（2001年生、母ハーバーハーディ）

エイユーハーデイ（2001年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のエアジハード（当時6歳）と交配したハーバーハーディが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ハーバー牧場。戦績は、中央平地5戦1勝、地方18戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年のこぶし賞(500万下)。

経歴

デビュー前

西村守幸厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2003年）

7月16日、デビュー戦は小林克己騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は499kg。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハッタリヴリアを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月31日、中1週で迎えた2戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ドンナモンジャに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

8月14日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るアローオフテキサスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月21日、中4週で迎えた4戦目は、2歳オープンの野路菊ステークス（阪神芝1600m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳T1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のドンナモンジャをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

10月29日、中1週で迎えた6戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のプリンスリートロフィー（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた7戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、2歳T1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジャングルパワーを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

11月30日、中2週で迎えた8戦目は、2歳500万下（京都芝1600m 曇/不良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦1勝）。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

12月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、2歳T1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

12月30日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた10戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

3歳（2004年）

1月22日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の園田ユースカップ（園田ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

1月31日、連闘で迎えた12戦目は、3歳500万下のこぶし賞（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦1勝）。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のソリッドスライダーを半馬身振り切って3勝目をマークした。

2月28日、中3週で迎えた13戦目は、3歳G3のアーリントンカップ（阪神芝1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（3戦2勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

3月27日、中3週で迎えた14戦目は、3歳G3の毎日杯（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（4戦2勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

4歳（2005年）

3月30日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた15戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、東芝ライテック賞（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上A2-1（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた17戦目は、町制50周年記念吉川特別（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上A2-2（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた19戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2-2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上A2-2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

8月11日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、3歳以上A1-2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上A1-2（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず11着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた23戦目は、夢千代の里湯村温泉特別（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず11着に終わった。