フェスティヴノンノ（2018年生、母フェスティヴキティ）
Festive Nonno
2018.04.03
フェスティヴノンノ（2018年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+花(アイヌ語)」。毛色は栗毛。種牡馬のアジアエクスプレス（当時7歳）と交配したフェスティヴキティが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は細川農場。主な勝ち鞍は2020年の2歳未勝利。
経歴
デビュー前
天間昭一厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2020年）
8月29日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は464kg。18頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、6着に入り込んだ。
9月20日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。
10月18日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。
11月7日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。
11月22日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（4戦0勝）。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。
12月13日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で江田照男騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のシゲルヒラトリを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。
3歳（2021年）
4月25日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で江田照男騎手（6戦1勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びを欠き14着に終わった。
5月15日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で江田照男騎手（7戦1勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。
5月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は9戦連続で江田照男騎手（8戦1勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。
9月19日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。
10月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、伸びてきたニシノライトニング決め手に屈して半馬身差の2着となった。
10月31日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。
12月18日、中6週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は江田照男騎手（9戦1勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。
4歳（2022年）
3月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は永野猛蔵騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず11着に敗れた。
4月2日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく9着に終わった。
4月24日、中2週で迎えた16戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。
7月3日、中9週で迎えた17戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は永野猛蔵騎手（4戦0勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。
7月16日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 曇/重）に出走。鞍上は江田照男騎手（10戦1勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。
9月10日、中7週で迎えた19戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（11戦1勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。
9月17日、連闘で迎えた20戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（12戦1勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。
12月17日、約3か月の休み明けで迎えた21戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（13戦1勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。
5歳（2023年）
1月15日、中3週で迎えた22戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（14戦1勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。
2023年1月18日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。
4月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、一般C3 12（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のミスバイキングに2馬身半の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。
5月28日、中3週で迎えた24戦目は、一般C3-9（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本雄大騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。
6月17日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本雄大騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、シャープレシオに交わされて2馬身差の2着となった。
7月9日、中2週で迎えた26戦目は、スイレン特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本雄大騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。
7月23日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で塚本雄大騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のノイジーアプローチに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
11月25日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた28戦目は、ヤツデ特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で塚本雄大騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず12着に敗れた。
12月10日、中1週で迎えた29戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、たま生誕20周年特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。
12月29日、中2週で迎えた30戦目は、エル早寿記念特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は塚本雄大騎手（6戦2勝）。11頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。
6歳（2024年）
1月16日、中2週で迎えた31戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。
1月28日、中1週で迎えた32戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は塚本雄大騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。
2月12日、中1週で迎えた33戦目は、阿部基嗣騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。
3月11日、中3週で迎えた34戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部基嗣騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。
4月8日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた35戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、おやつ協賛 凪乃ましろ生誕記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のアイアムロージーに1馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。
4月15日、連闘で迎えた36戦目は、プロボウラー岩見彩乃★生誕記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦1勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったバルドルブレインに詰め切れず、6馬身差の2着に敗れた。
4月30日、中1週で迎えた37戦目は、ポイントで馬券を買える!楽天競馬特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。