エイシンシエル（2013年生、母エイシンシャロン）

エイシンシエル（2013年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋天空（仏）」。毛色は芦毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時16歳）と交配したエイシンシャロンが18歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は多田善弘。主な勝ち鞍は2019年の3歳以上B2。

経歴

デビュー前

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

11月1日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、4着に終わった。

3歳（2016年）

7月2日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

7月31日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

9月18日、中6週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

10月25日、中4週で迎えた6戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキングザバゴに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月16日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のメイショウクノイチを半馬身振り切って2勝目を手にした。

12月21日、中1週で迎えた9戦目は、かぼちゃ賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったアポロノホウリンに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

4歳（2017年）

1月2日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のハギノレイラニを半馬身振り切って3勝目をつかんだ。

2月7日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で田中学騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったゴーフォワードに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

3月1日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上B2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で田中学騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、伸びてきたビーミーショー決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

3月16日、中1週で迎えた14戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

5月3日、中6週で迎えた15戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、ちっちゃいおっさん大笑点（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた16戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1230m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、チョウクルクルに半馬身交わされて2着となった。

6月9日、中1週で迎えた17戦目は、時のふるさと明石特別（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、ラストチャンスアリに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月5日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

8月2日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したケイウンコトブキを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

9月1日、中3週で迎えた20戦目は、ざくろ賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のライクエグザイルに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月20日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上B2（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のラストチャンスアリをハナ差振り切って制した。

10月13日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上B2（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

11月2日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、兵庫県産たまご特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（5戦2勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のキョウトブッサをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

12月29日、中1週で迎えた26戦目は、ちっちゃいおっさん大笑点（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で大山真吾騎手（7戦3勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい11着に敗れた。

5歳（2018年）

1月10日、中1週で迎えた27戦目は、DASH心斎橋新春特別（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で大山真吾騎手（8戦3勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上B1（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（8戦3勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

2月22日、中3週で迎えた29戦目は、春蘭特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（9戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、伸びてきたニシノイーグル決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

3月7日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上B1（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（10戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

3月28日、中2週で迎えた31戦目は、日本トーター杯（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（11戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた32戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、陽春特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた33戦目は、ちっちゃいおっさん大笑点（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（12戦3勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた34戦目は、さくらんぼ賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（9戦3勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

8月29日、約3か月半の休養明けで迎えた35戦目は、「食」といえば淡路島!特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（10戦3勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた36戦目は、3歳以上B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（11戦3勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したアンナラヴェリテにハナ差届かず2着となった。

10月10日、中2週で迎えた37戦目は、3歳以上B2（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は田中学騎手（13戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したゴールドエントリーにハナ差届かず2着に甘んじた。

6歳（2019年）

1月22日、約3か月半の休み明けで迎えた38戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた39戦目は、ネコヤナギ賞（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（14戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた40戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（15戦3勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

4月3日、中3週で迎えた41戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（16戦3勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい7着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（17戦3勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

5月8日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた43戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（18戦3勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

5月31日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた44戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（19戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた45戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1230m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で田中学騎手（20戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして突き抜け、最後は2着のメイショウルーシーに3馬身半の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

6月28日、中1週で迎えた46戦目は、半夏生『明石だこ』特別（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（12戦3勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

7月24日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた47戦目は、のんじゃえ丹波特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は田中学騎手（21戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月16日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた48戦目は、園田サマースプリント（園田ダート820m 晴/重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（13戦3勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月19日、中4週で迎えた49戦目は、3歳以上B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は田野豊三騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で粘り込んで、最後は2着のマキナガラージュに1馬身1/4の差をつけて8勝目を獲得した。

10月11日、中2週で迎えた50戦目は、ナイター競馬女子会特別（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田野豊三騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、イーリスに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月6日、中3週で迎えた51戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、おゝ浜のポン酢特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた52戦目は、3歳以上B1（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は田野豊三騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず最後はムーヴィングと並んで5着同着となった。

12月13日、中1週で迎えた53戦目は、師走特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（14戦3勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

7歳（2020年）

4月28日、約4か月半の休養明けで迎えた54戦目は、4歳以上B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（15戦3勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた55戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（16戦3勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

2020年7月2日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。