イグナイトマインド（2013年生、母アドマイヤレッド）

イグナイトマインド（2013年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「心に火を付ける」。毛色は鹿毛。種牡馬のワークフォース（当時6歳）と交配したアドマイヤレッドが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額1,800万円（45万×40口）で一口馬主が募集された。

尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

2月28日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は544kg。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

4月3日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた4戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

6月11日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

7月9日、中3週で迎えた6戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

9月4日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

4歳（2017年）

5月15日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた8戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

6月13日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた9戦目は、一般C3五六七（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったドリームジャックに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月3日、中2週で迎えた10戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C3九十十一（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月31日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3九十十一（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったコウジンシュリーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月22日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3六七（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤江渉騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3四五（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、コウジンシュリーに交わされて3馬身差の2着となった。

10月11日、中4週で迎えた14戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エムオーストリーにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

5歳（2018年）

2月28日、約4か月半の休養明けで迎えた15戦目は、本田紀忠騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

4月5日、中4週で迎えた16戦目は、一般C3四五（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に敗れた。