マンハッタンキッズ（1996年生、母Alycette）
Manhattan Kids
1996.03.20
マンハッタンキッズ（1996年3月20日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のSilver Hawk（当時17歳）と交配したAlycetteが15歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地7戦1勝、地方15戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1998年の3歳新馬。
経歴
デビュー前
2歳のとき、早田牧場新冠支場から「プレミア3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、中村畜産によって7,192.5万円で落札された。
伊藤雄二厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1998年）
8月8日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマイネルトリトンに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。
4歳（2000年）
5月14日、約21か月半の休み明けで迎えた2戦目は、5歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。
10月21日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。
11月12日、中2週で迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい9着に敗れた。
5歳（2001年）
9月15日、約10か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳以上500万下の定山渓特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。
10月14日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下の堀川特別（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。
11月10日、中3週で迎えた7戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。
6歳（2002年）
9月10日、約10か月の休養明けで迎えた8戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C6ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンシェーバーから1馬身半差の2着に敗北した。
9月24日、中1週で迎えた9戦目は、一般C6イ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月8日、中1週で迎えた10戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、一般C6ニ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったゼンノバーホーベンから1馬身差の2着に敗北した。
10月27日、中2週で迎えた11戦目は、湯の浜ビュー海のホテル記念（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
11月5日、連闘で迎えた12戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、志田忍記念（上山ダート1300m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイキシェンロンから8馬身差の2着に敗北した。
11月26日、中2週で迎えた13戦目は、一般C6（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。
12月3日、連闘で迎えた14戦目は、西久保政等・ひとみ結婚30周年記念（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のローズフラッシュに3馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。
7歳（2003年）
4月15日、約4か月半の休養明けで迎えた15戦目は、一般C5ハ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月20日、連闘で迎えた16戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C5ロ（上山ダート1300m 雨/重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般C6ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般C6イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（5戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。
6月3日、中1週で迎えた19戦目は、一般C6イ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月8日、連闘で迎えた20戦目は、一般C6ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のロケットクィーンに半馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。
6月17日、連闘で迎えた21戦目は、河原國博&清美・還暦記念（上山ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（8戦2勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月30日、中1週で迎えた22戦目は、一般C5ハ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。