タイキシェンロン（1998年生、母Princesse Niner）

タイキシェンロン（1998年3月23日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のFly So Free（当時10歳）と交配したPrincesse Ninerが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地3戦0勝、地方45戦23勝2着5回。2004年、2005年とシアンモア記念(地方重賞)を連覇した他、2003年、2005年と早池峰賞(地方重賞)を2勝するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

大樹レーシングクラブにて総額3,600万円（9万×400口）で一口馬主が募集された。

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

9月23日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は532kg。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

9月29日、連闘で迎えた2戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって11着に敗れた。

4歳（2002年）

11月5日、約12か月半の休養明けで迎えた4戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、志田忍記念（上山ダート1300m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のマンハッタンキッズに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月26日、中2週で迎えた5戦目は、一般C6（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のノーゼンハレンに9馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

12月9日、中1週で迎えた6戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、ノーザンホースパーク記念以上山温泉郷特別（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハーバーベルに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5歳（2003年）

3月19日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のストームマウスに7馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月11日、中2週で迎えた8戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキョウワジンライに7馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4月22日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダンシングマートルに6馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

5月7日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るサンキョウフェアーを上がり0位の末脚で半馬身差し切って圧巻の7連勝を決めた。

5月20日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセフティーシラオキに6馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

6月3日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上B3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサクラトルネードに約10馬身の大差をつけて驚異の9連勝を決めた。

6月17日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上B3-2（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウェイザストロングに約14馬身の大差をつけて10連勝を達成した。

7月22日、中4週で迎えた14戦目は、淀川特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般A2 B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のダミスターエースに3馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

10月19日、中1週で迎えた16戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のマルケイブラットに3/4馬身の差をつけて制した。

11月10日、中2週で迎えた17戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、駒ヶ岳賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月7日、中3週で迎えた18戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の早池峰賞（水沢ダート1400m 小雪/重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトキオパーフェクトを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って勝利を手中に収めた。

12月31日、中2週で迎えた19戦目は、地方重賞の桐花賞（水沢ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は関本浩司騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、トニージェントに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

6歳（2004年）

3月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、G3の黒船賞（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は菅原勲騎手（2戦2勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた21戦目は、まんさく賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトニージェントに1馬身1/4の差をつけて勝利数を14に伸ばす

5月5日、中2週で迎えた22戦目は、地方重賞のシアンモア記念（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るゲイリーコンドルを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って勝利数を15に伸ばす

6月13日、中5週で迎えた23戦目は、地方重賞の一條記念みちのく大賞典（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

7月11日、中3週で迎えた24戦目は、地方重賞の栗駒賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（6戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るトキオパーフェクトを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて制した。

8月13日、中4週で迎えた25戦目は、G3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原勲騎手（7戦5勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた26戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の青藍賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のウツミジョーダンを3/4馬身振り切って勝利数を17に伸ばす

12月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた27戦目は、地方重賞の早池峰賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた28戦目は、地方重賞のトウケイニセイ記念（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたトニージェント決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

7歳（2005年）

4月15日、約4か月の休み明けで迎えた29戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、春馬特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた30戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のシアンモア記念（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るトニージェントを上がり0位の末脚で半馬身差し切って勝利を手に入れた。

5月26日、中2週で迎えた31戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’05スターライトカップ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

8月24日、約3か月の休み明けで迎えた32戦目は、ハンデ戦の房総特別（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

9月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の青藍賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

11月5日、中7週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた34戦目は、エクセレント（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエビスイーグルに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月20日、中1週で迎えた35戦目は、エクセレント（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイニングプレスに2馬身半の差をつけて勝利数を20に伸ばす

12月18日、中3週で迎えた36戦目は、地方重賞の早池峰賞（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るニッショウウララを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

12月31日、中1週で迎えた37戦目は、地方重賞の桐花賞（水沢ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（10戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8歳（2006年）

1月9日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた38戦目は、地方重賞のトウケイニセイ記念（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（11戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマツリダパレスをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。

4月16日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から5kg戻して迎えた39戦目は、まんさく賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（12戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したローランボスコを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月7日、中2週で迎えた40戦目は、地方重賞のシアンモア記念（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で菅原勲騎手（13戦8勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエアウィードを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月4日、中3週で迎えた41戦目は、地方重賞の一條記念みちのく大賞典（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原勲騎手（14戦8勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コアレスハンターに交わされて2馬身半差の2着となった。

6月18日、中1週で迎えた42戦目は、姫神賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原勲騎手（15戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のベルモントシーザーをクビ差振り切って勝利数を23に伸ばす

7月2日、中1週で迎えた43戦目は、地方重賞の栗駒賞（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で菅原勲騎手（16戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

9歳（2007年）

4月22日、約10か月の休み明けで迎えた44戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、エクセレント（水沢ダート1800m 小雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた45戦目は、地方重賞のシアンモア記念（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

6月3日、中3週で迎えた46戦目は、早池峰賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（17戦9勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

7月1日、中3週で迎えた47戦目は、地方重賞の岩鷲賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

7月30日、中3週で迎えた48戦目は、エクセレント（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。