マツリダパレス（2002年生、母ブライトハイクイン）

マツリダパレス（2002年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のデュラブ（当時20歳）と交配したブライトハイクインが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は青森県、生産者はワールドファーム。戦績は、地方45戦8勝2着4回。2005年の桐花賞(地方重賞)に勝利した他、2005年の不来方賞(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、村上幹夫から「八戸11月市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、村上幹夫から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、高橋福三郎によって588万円で落札された。

城地藤男厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2004年）

9月11日、デビュー戦は南郷家全騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 晴/良）に出走。馬体重は447kg。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマショウメープルをクビ差制して初白星を挙げた。

11月13日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、2歳B3（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のダンストンルージュに8馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月30日、中1週で迎えた6戦目は、2歳B1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で南郷家全騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルハーバーから1馬身1/4差の2着に敗北した。

12月29日、中3週で迎えた7戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳B2（水沢ダート1400m 小雪/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のジュディーマリアに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3歳（2005年）

1月8日、中0週で迎えた8戦目は、3歳B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のロドリゴキンノホシに6馬身の差をつけて優勝

4月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳A2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロドリゴキンノホシに約15馬身の大差をつけて5勝目を獲得した。

4月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のやまびこ賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トレジャーファンドに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

5月14日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の七時雨賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

6月12日、中3週で迎えた12戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の岩鷲賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

7月25日、中5週で迎えた13戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキヨシンチャンプを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて6勝目をマークした。

8月7日、中1週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（6戦4勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のコスモジェントルをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

9月19日、中5週で迎えた15戦目は、3歳G1のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（7戦5勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた16戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（8戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

10月23日、中1週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞のウイナーカップ（盛岡芝1600m 小雨/重）に出走。鞍上は南郷家全騎手（6戦2勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた18戦目は、秋嶺賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（9戦5勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

11月20日、中1週で迎えた19戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の阿久利黒賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月5日、中1週で迎えた20戦目は、エクセレント（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（7戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた21戦目は、エクセレント（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（10戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキレアジサイコウを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月31日、連闘で迎えた22戦目は、地方重賞の桐花賞（水沢ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（8戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のトニージェントをクビ差振り切って8勝目を手中に収めた。

4歳（2006年）

1月9日、連闘で迎えた23戦目は、地方重賞のトウケイニセイ記念（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（11戦5勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタイキシェンロンを捕まえ切れず、ハナ差の2着に惜敗した。

4月16日、約3か月の休み明けで迎えた24戦目は、まんさく賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（12戦5勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた25戦目は、地方重賞のシアンモア記念（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（13戦5勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた26戦目は、あすなろ賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（9戦3勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず12着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた27戦目は、エクセレント（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（10戦3勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた28戦目は、エクセレント（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（11戦3勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

7月15日、中3週で迎えた29戦目は、エクセレント（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（14戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた30戦目は、東京カップけやき賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（12戦3勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

9月23日、中7週で迎えた31戦目は、エクセレント（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（13戦3勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた32戦目は、エクセレント（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（14戦3勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた33戦目は、エクセレント（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（15戦3勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた34戦目は、エクセレント（水沢ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（16戦3勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた35戦目は、エクセレント（水沢ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で南郷家全騎手（17戦3勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた36戦目は、エクセレント（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で南郷家全騎手（18戦3勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた37戦目は、地方重賞の桐花賞（水沢ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で南郷家全騎手（19戦3勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

5歳（2007年）

1月7日、連闘で迎えた38戦目は、エクセレント（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で南郷家全騎手（20戦3勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月14日、連闘で迎えた39戦目は、エクセレント（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は10戦連続で南郷家全騎手（21戦3勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

4月9日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた40戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、エクセレント（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた41戦目は、エクセレント（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（22戦3勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた42戦目は、エクセレント（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（23戦3勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

6月3日、中3週で迎えた43戦目は、早池峰賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（24戦3勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた44戦目は、かきつばた賞（盛岡芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（25戦3勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

7月14日、中3週で迎えた45戦目は、エクセレント（盛岡ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（26戦3勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。