トニージェント（1997年生、母タキノトニー）
Tony Gent
1997.04.12
トニージェント（1997年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパークリージエント（当時16歳）と交配したタキノトニーが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は滝本 健二。戦績は、地方56戦19勝2着10回。2000年のダービーグランプリ(G1)で3着に入った他、2000年の不来方賞(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、滝本健二から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、岩手県馬主会によって630万円で落札された。
村上実厩舎（水沢）へ入厩。
2歳（1999年）
6月13日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、3歳（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は453kg。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のオーマイハッピーに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。
12月20日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から37kg増やして迎えた2戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月31日、中1週で迎えた3戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。
3歳（2000年）
4月1日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、4歳B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサカモトシャトルをクビ差制して2勝目をマークした。
4月17日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の初音特別（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のホマレコマンダーをハナ差制して制した。
5月14日、中3週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞のダイヤモンドカップ（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のホマレコマンダーをハナ差制して4勝目を手中に収めた。
6月16日、中4週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の東北ダービー（新潟(地)ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（6戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月30日、中5週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（7戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のクラシックホリデーを3/4馬身振り切って5勝目を掴み取った。
10月1日、中8週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞のオータムカップ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で村上忍騎手（8戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では非凡な末脚を発揮したが、3着に終わった。
11月3日、中4週で迎えた10戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、3歳G1のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 曇/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。
11月19日、中1週で迎えた11戦目は、地方重賞の北上川大賞典（盛岡ダート2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は村上忍騎手（9戦5勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。
4歳（2001年）
1月2日、中5週で迎えた12戦目は、地方重賞の金杯（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったクラシックホリデーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。
5月13日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（11戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月11日、中3週で迎えた14戦目は、一般A1（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（12戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。
6月24日、中1週で迎えた15戦目は、あすなろ賞（水沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（13戦5勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月28日、約4か月の休養明けで迎えた16戦目は、一般A1（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（14戦5勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
11月25日、中3週で迎えた17戦目は、地方重賞の北上川大賞典（盛岡ダート2500m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（15戦5勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。
12月9日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（16戦5勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘッドラインからハナ差の2着となった。
12月22日、中1週で迎えた19戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 雪/不良）に出走。鞍上は9戦連続で村上忍騎手（17戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のケイアイマイウルフに2馬身半の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。
12月31日、連闘で迎えた20戦目は、地方重賞の桐花賞（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で村上忍騎手（18戦6勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
5歳（2002年）
4月29日、約4か月の休養明けで迎えた21戦目は、赤松杯（水沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で村上忍騎手（19戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のグローバルゴットに3馬身の差をつけて7勝目を手中に収めた。
5月26日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、あすなろ賞（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で村上忍騎手（20戦7勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンケーティングから1馬身差の2着となった。
6月23日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた23戦目は、地方重賞の東北サラブレッド大賞典（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で村上忍騎手（21戦7勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。
7月22日、中3週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた24戦目は、G3のマーキュリーカップ（盛岡ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で村上忍騎手（22戦7勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。
8月18日、中3週で迎えた25戦目は、地方重賞のみちのく大賞典（盛岡ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で村上忍騎手（23戦7勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったシネマパラダイスをクビ差捉え切れず2着に惜敗した。
9月15日、中3週で迎えた26戦目は、地方重賞の青藍賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で村上忍騎手（24戦7勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。
10月13日、中3週で迎えた27戦目は、一般A1（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で村上忍騎手（25戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のランニングメイトに1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。
11月4日、中2週で迎えた28戦目は、G1のJBCクラシック（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で村上忍騎手（26戦8勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。
11月24日、中2週で迎えた29戦目は、地方重賞の北上川大賞典（盛岡ダート2500m 晴/重）に出走。鞍上は19戦連続で村上忍騎手（27戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したバンケーティングを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。
12月31日、中4週で迎えた30戦目は、地方重賞の桐花賞（水沢ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は20戦連続で村上忍騎手（28戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のトーヨーデヘアをクビ差振り切って9勝目を手にした。
6歳（2003年）
1月12日、中1週で迎えた31戦目は、地方重賞のトウケイニセイ記念（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は21戦連続で村上忍騎手（29戦9勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーヨーデヘアを驚異的な末脚で3/4馬身差し切って勝利を手中に収めた。
4月13日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた32戦目は、まんさく賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で村上忍騎手（30戦10勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のアドマイヤソヴリンに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
5月11日、中3週で迎えた33戦目は、地方重賞のシアンモア記念（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で村上忍騎手（31戦11勝）。11頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のチュードサンデーに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
6月4日、中2週で迎えた34戦目は、G2のかしわ記念（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は24戦連続で村上忍騎手（32戦12勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。
7月21日、中6週で迎えた35戦目は、G3のマーキュリーカップ（盛岡ダート2000m 小雨/不良）に出走。鞍上は25戦連続で村上忍騎手（33戦12勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。
8月17日、中3週で迎えた36戦目は、地方重賞のみちのく大賞典（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は26戦連続で村上忍騎手（34戦12勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。
9月30日、中5週で迎えた37戦目は、G3のさくらんぼ記念（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は27戦連続で村上忍騎手（35戦12勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月13日、中1週で迎えた38戦目は、G1のマイルチャンピオンシップ南部杯（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は村松学騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。
11月24日、中5週で迎えた39戦目は、地方重賞の北上川大賞典（盛岡ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（36戦12勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、デンゲキヒーローに交わされて4馬身差の2着に敗北した。
12月31日、中4週で迎えた40戦目は、地方重賞の桐花賞（水沢ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（37戦12勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るタイキシェンロンを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って制した。
7歳（2004年）
1月12日、中1週で迎えた41戦目は、地方重賞のトウケイニセイ記念（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（38戦13勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るゲイリーコンドルを次元の違う末脚で半馬身差し切って優勝
4月11日、約3か月の休み明けで迎えた42戦目は、まんさく賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（39戦14勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイキシェンロンから1馬身1/4差の2着に敗北した。
5月5日、中2週で迎えた43戦目は、地方重賞のシアンモア記念（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（40戦14勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。
6月13日、中5週で迎えた44戦目は、地方重賞の一條記念みちのく大賞典（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（41戦14勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るシルクディヴァインを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす
7月19日、中4週で迎えた45戦目は、G3のマーキュリーカップ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（42戦15勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。
11月7日、約3か月半の休養明けで迎えた46戦目は、地方重賞の北上川大賞典（盛岡ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（43戦15勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ウツミジョーダンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。
12月19日、中5週で迎えた47戦目は、地方重賞のトウケイニセイ記念（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で村上忍騎手（44戦15勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のタイキシェンロンをクビ差振り切って勝利数を16に伸ばす
8歳（2005年）
1月4日、中1週で迎えた48戦目は、地方重賞の桐花賞（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で村上忍騎手（45戦16勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のエアウィードを半馬身振り切って勝利数を17に伸ばす
2月11日、中4週で迎えた49戦目は、G3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で村上忍騎手（46戦17勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。
3月2日、中2週で迎えた50戦目は、G3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で村上忍騎手（47戦17勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。
4月2日、中3週で迎えた51戦目は、まんさく賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で村上忍騎手（48戦17勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマンボツイストに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
5月5日、中4週で迎えた52戦目は、地方重賞のシアンモア記念（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で村上忍騎手（49戦18勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タイキシェンロンに半馬身交わされて2着に敗北した。
6月5日、中3週で迎えた53戦目は、地方重賞の一條記念みちのく大賞典（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で村上忍騎手（50戦18勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のエアウィードをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。
7月18日、中5週で迎えた54戦目は、G3のマーキュリーカップ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で村上忍騎手（51戦19勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。
11月6日、約3か月半の休養明けで迎えた55戦目は、地方重賞の北上川大賞典（盛岡ダート2500m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で村上忍騎手（52戦19勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
12月31日、中7週で迎えた56戦目は、地方重賞の桐花賞（水沢ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は18戦連続で村上忍騎手（53戦19勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマツリダパレスを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。