クラシックホリデー（1997年生、母クインティアラ）

クラシックホリデー（1997年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダイタクヘリオス（当時10歳）と交配したクインティアラが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はサンライズステイブル。戦績は、地方27戦7勝2着4回。2001年の金杯(地方重賞)に勝利した他、2000年の岩鷲賞(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

熊谷昇厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（1999年）

11月13日、デビュー戦は山本裕次郎騎手を鞍上に据えて、3歳（盛岡芝1000m 晴/重）に出走。馬体重は445kg。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のエナジーシャンハイに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月6日、中2週で迎えた2戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で山本裕次郎騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた3戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本裕次郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（2000年）

1月10日、中2週で迎えた4戦目は、4歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本裕次郎騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったワインセンプーから1馬身半差の2着に敗北した。

4月1日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、4歳B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本裕次郎騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた6戦目は、4歳A2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本裕次郎騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のイワンタイテイに2馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

5月15日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のカーネーション特別（盛岡芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山本裕次郎騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のポロウニアソースに2馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

6月11日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のレインボーカップ（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山本裕次郎騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の岩鷲賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山本裕次郎騎手（8戦3勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のショウリノオタケビをアタマ差制して4勝目を手にした。

7月30日、中4週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山本裕次郎騎手（9戦4勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、伸びてきたトニージェント決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

9月16日、中6週で迎えた11戦目は、菅原順騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞のオータムカップ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は山本裕次郎騎手（10戦4勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本裕次郎騎手（11戦4勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

11月12日、中3週で迎えた14戦目は、一般A2（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本裕次郎騎手（12戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた15戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山本裕次郎騎手（13戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーライトニングからアタマ差の2着に甘んじた。

12月11日、中1週で迎えた16戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山本裕次郎騎手（14戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のノーザンバザードに1馬身1/4の差をつけて5勝目をマークした。

4歳（2001年）

1月2日、中2週で迎えた17戦目は、地方重賞の金杯（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山本裕次郎騎手（15戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトニージェントに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月14日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本裕次郎騎手（16戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月26日、中5週で迎えた19戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山本裕次郎騎手（17戦6勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた20戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山本裕次郎騎手（18戦6勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた21戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般A1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカズノテンザンに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月22日、中3週で迎えた22戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のせきれい賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したメイセイユウシャを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

8月6日、中1週で迎えた23戦目は、東京カップけやき賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は山本裕次郎騎手（19戦6勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた24戦目は、地方重賞のみちのく大賞典（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本裕次郎騎手（20戦6勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

9月16日、中3週で迎えた25戦目は、地方重賞の青藍賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本裕次郎騎手（21戦6勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた26戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、G1のマイルチャンピオンシップ南部杯（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

5歳（2002年）

4月13日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた27戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本裕次郎騎手（22戦6勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。