メイセイユウシャ（1996年生、母テラミス）

メイセイユウシャ（1996年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスマコバクリーク（当時11歳）と交配したテラミスが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は高橋啓。戦績は、中央平地3戦0勝、地方48戦14勝2着9回。2001年のせきれい賞(地方重賞)に勝利した他、1999年の不来方賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

佐々木修一厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（1998年）

9月28日、デビュー戦は渡辺正彦騎手を鞍上に据えて、3歳（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。馬体重は493kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンランズーから半馬身差の2着に敗北した。

12月19日、中3週で迎えた5戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺正彦騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた6戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のセレーナクイーンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1999年）

5月29日、約5か月の休み明けで迎えた7戦目は、4歳C1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシャドウキャサリンに6馬身の差をつけて久々の実戦を制した。

6月13日、中1週で迎えた8戦目は、4歳B（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラベッピンに6馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月10日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた9戦目は、3歳戦のサマーカップ（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったドラゴンスピリッツからハナ差の2着に甘んじた。

7月25日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた10戦目は、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（4戦3勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルケイゲインから半馬身差の2着となった。

8月23日、中3週で迎えた11戦目は、4歳（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で菅原勲騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のマルショウリョウマに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月2日、中5週で迎えた12戦目は、3歳G3のユニコーンステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で菅原勲騎手（6戦4勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

11月3日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた13戦目は、3歳G1のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は8戦連続で菅原勲騎手（7戦4勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で菅原勲騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のコガネテーストに4馬身の差をつけて5勝目を手にした。

4歳（2000年）

7月20日、約8か月の休養明けで迎えた15戦目は、フレンドリーカップ（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で菅原勲騎手（9戦5勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マグナーテンに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

8月6日、中1週で迎えた16戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で菅原勲騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミホノボンボンに4馬身の差をつけて優勝

8月21日、中1週で迎えた17戦目は、フレンドリーカップ（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で菅原勲騎手（11戦6勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のトーホウエンペラーをハナ差振り切って勝利を手に入れた。

9月15日、中3週で迎えた18戦目は、秋嶺賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で菅原勲騎手（12戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったジムクラウンからクビ差の2着に甘んじた。

10月2日、中1週で迎えた19戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、九州地方騎手招待（盛岡ダート1800m 小雨/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のハイメロディに6馬身の差をつけて8勝目を手に入れた。

10月28日、中3週で迎えた20戦目は、G3の武蔵野ステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（13戦7勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

11月23日、中3週で迎えた21戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、G2の彩の国浦和記念（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

12月16日、中2週で馬体重を前走から32kg増やして迎えた22戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、一般A1（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のピスカリアンジュに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

12月31日、中1週で迎えた23戦目は、地方重賞の桐花賞（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西康志騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

5歳（2001年）

1月26日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた24戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、G1の川崎記念（川崎ダート2100m 曇/不良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月16日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から9kg戻して迎えた25戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は西康志騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた26戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西康志騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のニホンピロジョニーに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月13日、中1週で迎えた27戦目は、地方重賞のシアンモア記念（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西康志騎手（4戦2勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

6月9日、中3週で迎えた28戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西康志騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた29戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（14戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマサコンドルに2馬身半の差をつけて優勝

7月22日、中3週で迎えた30戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のせきれい賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のクラシックホリデーをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

8月4日、中1週で迎えた31戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（15戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアンダーライデンに1馬身半の差をつけて優勝

8月19日、中1週で迎えた32戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のみちのく大賞典（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

9月16日、中3週で迎えた33戦目は、地方重賞の青藍賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したトーホウエンペラーを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

10月8日、中2週で迎えた34戦目は、G1のマイルチャンピオンシップ南部杯（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

6歳（2002年）

4月29日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた35戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、赤松杯（水沢ダート1900m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた36戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のシアンモア記念（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

6月9日、中3週で迎えた37戦目は、かきつばた賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（16戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオークファイヤーから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月23日、中1週で迎えた38戦目は、福島テレビオープン（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた39戦目は、地方重賞のせきれい賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

8月3日、中1週で迎えた40戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイフレンドピュアから2馬身半差の2着となった。

8月18日、中1週で迎えた41戦目は、地方重賞のみちのく大賞典（盛岡ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

9月15日、中3週で迎えた42戦目は、地方重賞の青藍賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

12月21日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた43戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月31日、中0週で迎えた44戦目は、地方重賞の桐花賞（水沢ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7歳（2003年）

1月12日、中1週で迎えた45戦目は、地方重賞のトウケイニセイ記念（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい最後はアドマイヤソヴリンと並んで4着同着となった。

4月14日、約3か月の休養明けで迎えた46戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（9戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のシンコウシーザーに1馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

4月29日、中1週で迎えた47戦目は、赤松杯（水沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月13日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた48戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（11戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた49戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（12戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンコウシーザーから1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月11日、中1週で迎えた50戦目は、東京競馬場内岩手場外開設記念（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（13戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた51戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（14戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。