サウンズファミリア（2004年生、母ウイナーズエコー）

サウンズファミリア（2004年4月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「聞き覚えのある音楽」。毛色は栗毛。種牡馬のメジロライアン（当時17歳）と交配したウイナーズエコーが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者はユートピア牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方17戦3勝2着8回。主な勝ち鞍は2007年の一般D3-1。

経歴

デビュー前

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

2月11日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって11着に終わった。

5月19日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

10月24日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた3戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

11月6日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、一般D3-1（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のラードロライカスをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

12月11日、中4週で迎えた5戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般C20（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4歳（2008年）

1月1日、中2週で迎えた6戦目は、笠松競馬参拝祈念（笠松ダート1400m 雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

1月8日、連闘で迎えた7戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた8戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で浜口楠彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ロードコネクトにクビ差交わされて2着に甘んじた。

2月12日、中2週で迎えた9戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、由美ハッピーバースディ記念（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚を見せたが、キャプテンジローにクビ差交わされて2着に甘んじた。

2月26日、中1週で迎えた10戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のロードコネクトに1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

3月14日、中1週で迎えた11戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、橘特別（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

4月3日、中2週で迎えた12戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ブルージュエルにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月22日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、アスカノプリンセスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月15日、中2週で迎えた14戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で寺地誠一騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったブルージュエルに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5月30日、中1週で迎えた15戦目は、一般C13（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で寺地誠一騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラクエンに7馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

6月12日、中1週で迎えた16戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で寺地誠一騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったブルースパークルに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

7月10日、中3週で迎えた17戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ブルーフリーウェイに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

7月23日、中1週で迎えた18戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（5戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、デライトフルデイに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

8月15日、中2週で迎えた19戦目は、ありがとう!今枝東平記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（6戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。