ブルーフリーウェイ（2004年生、母エムジートウメイ）

ブルーフリーウェイ（2004年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋高速道路」。毛色は芦毛。種牡馬のタイキシャーロック（当時12歳）と交配したエムジートウメイが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）荻伏牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方28戦7勝2着8回。主な勝ち鞍は2007年の3歳。

経歴

デビュー前

YGGオーナーズクラブにて総額1,200万円（2.4万×500口）で一口馬主が募集された。

武田博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

7月7日、デビュー戦は橋本美純騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は488kg。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

8月11日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

9月22日、中5週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

11月2日、中5週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた4戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のゴールドレヴァンテを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月22日、中2週で迎えた5戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

11月30日、連闘で迎えた6戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C31（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

12月10日、中0週で迎えた7戦目は、一般C30（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマンハッタンナイトを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

4歳（2008年）

1月1日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、西脇壮洛 2歳記念（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

1月7日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた9戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C27（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた10戦目は、一般C31（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトッパに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

1月27日、連闘で迎えた11戦目は、一般C31（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

2月3日、連闘で迎えた12戦目は、一般C33（名古屋ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

2月10日、連闘で迎えた13戦目は、一般C30（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったスカイワードに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

2月25日、中1週で迎えた14戦目は、一般C30（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（6戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のハシレポピーに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3月14日、中2週で迎えた15戦目は、一般C14（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月18日、連闘で迎えた16戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

3月24日、連闘で迎えた17戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったマルブツタキオンに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

4月4日、中1週で迎えた18戦目は、祝!金子忠昭還暦記念杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（8戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったロードコネクトに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月22日、中2週で迎えた19戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったブルースターボウに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月6日、中1週で迎えた20戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

5月13日、連闘で迎えた21戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（11戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアイファーターボーに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

5月30日、中1週で迎えた22戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C12（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったストライクリッチに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月11日、中1週で迎えた23戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るウィーウィッシュを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

6月27日、中1週で迎えた24戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（12戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた25戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（13戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るサウンズファミリアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて優勝

7月25日、中1週で迎えた26戦目は、飛水峡特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（14戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた27戦目は、C級セレクトカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（15戦4勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

8月15日、連闘で迎えた28戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のカオリに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

8月29日、中1週で迎えた29戦目は、舟山特別（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

9月24日、中3週で迎えた30戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したゴットウイングにクビ差届かず2着に甘んじた。

5歳（2009年）

2月25日、約5か月の休み明けで迎えた31戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、愛Love笠松けいば（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のイズミハーバーをアタマ差振り切って久方ぶりの実戦をモノにした。