ワンダーバースト（2005年生、母ワンダーブランニュ）

ワンダーバースト（2005年4月28日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋爆発」。毛色は鹿毛。種牡馬のアラムシャー（当時5歳）と交配したワンダーブランニュが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は能登浩。戦績は、中央平地8戦0勝、地方36戦3勝。主な勝ち鞍は2011年の4歳以上C3一。

経歴

デビュー前

武邦彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

6月21日、デビュー戦は南井大志騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は436kg。17頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず16着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた2戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

8月23日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

10月4日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた5戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D8四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上D7一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のドリブラーをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

12月9日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上D3一（園田ダート1230m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた8戦目は、武藤隆一騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズステージROUND4（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

4歳（2009年）

1月1日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

1月13日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上D4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

1月22日、連闘で迎えた11戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D4二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上D4三（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカツダリアを3/4馬身差し切って勝利を手中に収めた。

4月11日、中9週で馬体重を前走から28kg減らして迎えた13戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

5月9日、中3週で迎えた14戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

11月14日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた15戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 小雨/重）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

12月20日、中4週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

5歳（2010年）

2月3日、中5週で迎えた17戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は武藤隆一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は寺地誠一騎手（2戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上B1（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（3戦1勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた20戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、真心の酒・香住鶴杯（園田ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

4月1日、連闘で迎えた21戦目は、やまぶき賞（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は武藤隆一騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤隆一騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた24戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武藤隆一騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

8月18日、約3か月半の休養明けで迎えた25戦目は、安原勝久騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた26戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は木村健騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安原勝久騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は中越豊光騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（5戦1勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は安原勝久騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安原勝久騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安原勝久騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

12月30日、連闘で迎えた35戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

6歳（2011年）

1月11日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安原勝久騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のロゴスをアタマ差振り切って久々に白星を挙げた。

1月25日、中1週で迎えた37戦目は、瀬沢宙騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

2月16日、連闘で迎えた39戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入った。

3月15日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（7戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

3月24日、連闘で迎えた42戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた43戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた44戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（10戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。