チーズクイーン（2012年生、母ブルームフィールド）

チーズクイーン（2012年4月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモルフェデスペクタ（当時14歳）と交配したブルームフィールドが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）山春牧場。戦績は、地方18戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の3歳。

経歴

デビュー前

2歳のとき、ストロベリーフィールドファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、高岡里枝によって183.6万円で落札された。

松浦裕之厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2014年）

9月18日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は483kg。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて13着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

12月29日、中9週で迎えた4戦目は、瀬川将輝騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 雨/重）に出走。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

3歳（2015年）

1月20日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀬川将輝騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で瀬川将輝騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

2月24日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で瀬川将輝騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、伸びてきたエバレット決め手に屈してクビ差の2着となった。

3月19日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で瀬川将輝騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

4月21日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた9戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

6月2日、中5週で迎えた10戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のポエタエロチカに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月10日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた12戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

10月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、一般C2十六十七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2十六十七十八（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

12月30日、中7週で迎えた15戦目は、一般C2十七十八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

4歳（2016年）

1月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

2月12日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2十四十五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（5戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり16着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた18戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五十六（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。