サヤカ（1996年生、母Spectacular Sue）
Sayaka
1996.03.13
サヤカ（1996年3月13日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のA.P. Indy（当時7歳）と交配したSpectacular Sueが8歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地12戦4勝2着3回。1999年のフラワーカップ(牝G3)に勝利した他、1999年のカーネーションカップ(オープン 牝)を制するなどの活躍をした。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 12戦4勝 [4-3-2-3/12]
- 総賞金国内
- 9,607万円
- 生年月日
- 1996年3月13日
- 出生国
- アメリカ合衆国
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牝
- 毛色
- 芦毛
- 厩舎
- 鈴木康弘美浦
- 馬主
- （有）イヨ商事
- 生産者
- Tomonori Tsurumaki
- 抹消情報
- 中央：2001年5月16日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
指数の推移（直近7走）
- 7
走
前 - 6
走
前 - 5
走
前 - 4
走
前 - 3
走
前 - 2
走
前 - 前
走
パフォーマンス分析
- 最高指数
- 勝利時最大着差国内
- 1馬身半
ベストレース
- レース名
- クロッカスステークス
- 日付/馬齢
- 1999年1月31日/3歳
- コース
- 東京芝1400m左
- 指数
- 着順
- 2着
- オッズ/人気
- 5.6倍/2番人気
- 馬番/頭数
- 6番/13頭
- 天候
- 晴10.6℃
- 馬場状態/馬場速度
- 良/極遅
- レースラップ
- 平均=11.7/ラスト=11.5
- レースペース
- 稍スロー
- 通過順位
- 5-6
- 馬体重増減
- 430kg-4
- 出走間隔
- 中3週
- 騎手斤量
- 柴田善臣53.0kg
血統
概要
母のSpectacular Sueは海外重賞1勝（米国ダ）。祖母のIn Concertは海外9戦2勝。父のA.P. Indyは海外G1・4勝（米国ダ[4勝]）。
近親馬
※活躍馬のみ。産駒
7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Bull Dog＝Sir Gallahad | 7×7*7 | 2.34% |
| き | Man o' War＝My Play | 7×7 | 1.56% |
| きS | Striking＝Busher | 6*6 | 3.12% |
| 牡 | Bold Ruler | 4*5×4 | 15.62% |
| 牡 | Nasrullah | 5*6*6×5*5 | 12.5% |
| 牡 | Princequillo | 5*6*7×6*6 | 8.59% |
| 牡 | Polynesian | 6×6*7 | 3.9% |
| 牡 | Discovery | 6*7×6*7 | 4.68% |
| 牡 | Blenheim | 7*7×7*7*7 | 3.9% |
| 牡 | Djebel | 7×7*7 | 2.34% |
| 牡S | Turn-to | 6*6 | 3.12% |
| 牡S | War Admiral | 6*7*7 | 3.12% |
| 牡S | Blue Larkspur | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | To Market | 5*5 | 6.25% |
| 牡M | Sun Teddy | 7*7 | 1.56% |
| 牝S | Somethingroyal | 4*6 | 7.81% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- シアトルスルー系
- ファミリーナンバー
- 16-c
レース成績
経歴
デビュー前
鈴木康弘厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1998年）
9月13日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
10月3日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。
10月31日、中3週で迎えた3戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。
11月21日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は柴田善臣騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るファウンドスマイルを鮮やかな末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。
12月20日、中3週で迎えた5戦目は、3歳500万下のひいらぎ賞（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、シンボリインディにクビ差交わされて2着に惜敗した。
3歳（1999年）
1月5日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下の若竹賞（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（4戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。
1月31日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳オープンのクロッカスステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（5戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、勝ったレッドチリペッパーにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。
2月28日、中3週で迎えた8戦目は、4歳500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田善臣騎手（6戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るトウカイポイントを凄まじい末脚で3/4馬身差し切って優勝
3月20日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳G3のフラワーカップ（中山芝1800m 雨/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で柴田善臣騎手（7戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のレッドチリペッパーを半馬身振り切って重賞初挑戦初制覇を成し遂げた。
4月18日、中3週で迎えた10戦目は、3歳オープンのベンジャミンステークス（中山芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で柴田善臣騎手（8戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったブラックタキシードに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。
5月16日、中3週で迎えた11戦目は、3歳G1のNHKマイルカップ（東京芝1600m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は8戦連続で柴田善臣騎手（9戦3勝）。18頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に敗れた。
5月30日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳オープンのカーネーションカップ（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で柴田善臣騎手（10戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のトウカイティアラに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。