ホッコーダグラス（1998年生、母リアフォーモサ）

ホッコーダグラス（1998年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時13歳）と交配したリアフォーモサが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地10戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年のすいれん賞(500万下)。

経歴

デビュー前

浜田光正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

1月5日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、3着に入った。

1月21日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月3日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったインビジブルタッチに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3月18日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパースウェージョンに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4月7日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下のアザレア賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で熊沢重文騎手（4戦1勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下のムーニーバレーレーシングクラブ賞（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で熊沢重文騎手（5戦1勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

5月13日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下の矢車賞（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で熊沢重文騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったツルマルボーイにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

6月10日、中3週で迎えた8戦目は、3歳500万下のインディアトロフィー（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で熊沢重文騎手（7戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、勝ったメイショウラムセスにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

6月30日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下のすいれん賞（阪神芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で熊沢重文騎手（8戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアリシバキングに1馬身1/4の差をつけて2勝目を獲得した。

8月12日、中5週で迎えた10戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の支笏湖特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。