ピンクペルレ（2016年生、母ネーラペルレ）

ピンクペルレ（2016年5月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「桃色＋母名の一部」。毛色は青鹿毛。種牡馬のヨハネスブルグ（当時17歳）と交配したネーラペルレが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前田ファーム。主な勝ち鞍は2019年のファンタスティックリレーin大井賞。

経歴

デビュー前

田中博康厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

8月5日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は424kg。17頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着を確保した。

8月26日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着に入った。

11月4日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

3歳（2019年）

1月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

8月16日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた5戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のファンタスティックリレーin大井賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフォルノーヴァを半馬身差し切って初勝利を挙げた。

9月17日、中4週で迎えた6戦目は、東京モノレール開業55周年記念賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

12月29日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた7戦目は、東京トゥインクルファンファーレ賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

4歳（2020年）

2月6日、中5週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた8戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井章騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に敗れた。

2月27日、中2週で迎えた9戦目は、一般C1四五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井章騎手（4戦1勝）。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったスカーレットラバーにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

3月18日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉井章騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

8月18日、約5か月の休み明けで迎えた11戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉井章騎手（6戦1勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に敗れた。

9月19日、中4週で迎えた12戦目は、秋口の大井もSPAT4賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉井章騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったミスアニバーサリーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。