スカーレットラバー（2014年生、母レッドハイヒール）
Scarlet Lover
2014.02.26
スカーレットラバー（2014年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「赤を愛する人。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のカンパニー（当時13歳）と交配したレッドハイヒールが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はカミイスタット。主な勝ち鞍は2020年の一般C1四五六。
経歴
デビュー前
大和田成厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2016年）
12月11日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したゴールドスミスにクビ差届かず2着となった。
3歳（2017年）
1月5日、中3週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。
4月23日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。18頭立ての9番人気で大外18番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず11着に敗れた。
5月20日、中3週で迎えた4戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で大外18番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたエスティーム決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。
6月10日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。
8月19日、中9週で迎えた6戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって17着に敗れた。
11月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、富士通フロンテック賞（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、5着に終わった。
11月16日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた8戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。
4歳（2018年）
2月22日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた9戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。
3月7日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1五六七（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦し、4着に入り込んだ。
3月29日、中2週で迎えた11戦目は、夕桜賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したケープフローラを捕まえ切れず、3馬身半差の2着に敗北した。
4月17日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1三四（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で楢崎功祐騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。
5月7日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1四五六（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で楢崎功祐騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。
5月21日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1一二三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で楢崎功祐騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。
6月4日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1一二三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に終わった。
8月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、レジェンド賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。
9月21日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、名月賞（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では賦性の闘志でゴールまで頑張り、4着を確保した。
10月10日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。
10月29日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1三四（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。
11月13日、中1週で迎えた20戦目は、石蕗賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。
12月5日、中2週で迎えた21戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、ノースポール賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したセイジミニスターを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着となった。
12月26日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤井勘一郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のイディナロークをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。
5歳（2019年）
3月4日、中9週で迎えた23戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、春暖賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。
3月18日、中1週で迎えた24戦目は、踏青賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。
4月8日、中2週で迎えた25戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、築地食堂源ちゃん賞（大井ダート1200m 雨/良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。
4月22日、中1週で迎えた26戦目は、早田功駿騎手を鞍上に迎えて、一般C1一二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。
5月20日、中3週で迎えた27戦目は、一般C1二三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（6戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したベッピンムーンを差し切れず、2馬身半差の2着となった。
6月3日、中1週で迎えた28戦目は、ゲンマ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（7戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。
6月24日、中2週で迎えた29戦目は、一般B3六（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（8戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。
12月2日、約5か月半の休み明けで迎えた30戦目は、カノープス賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で楢崎功祐騎手（9戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。
12月27日、中3週で迎えた31戦目は、ラストトゥインクル賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で楢崎功祐騎手（10戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。
6歳（2020年）
1月22日、中3週で迎えた32戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で楢崎功祐騎手（11戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したアースボーンを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。
2月6日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で楢崎功祐騎手（12戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。
2月27日、中2週で迎えた34戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では豪脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のピンクペルレに2馬身半の差をつけて順当に勝利した。
3月19日、中2週で迎えた35戦目は、一般C1一二三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（1戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。
8月1日、約4か月半の休養明けで迎えた36戦目は、スターマイン賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。
8月20日、中2週で迎えた37戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は有年淳騎手（2戦1勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。
9月11日、中2週で迎えた38戦目は、楽天競馬でポイントキャッチ賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。
9月25日、中1週で迎えた39戦目は、楽天競馬でポイントホールド賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で有年淳騎手（4戦1勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。
10月8日、中1週で迎えた40戦目は、瀬川将輝騎手を鞍上に迎えて、11月3日はJBC賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。
11月5日、中3週で迎えた41戦目は、クヌギ賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀬川将輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが鈍く13着に終わった。
7歳（2021年）
5月20日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた42戦目は、松崎正泰騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（大井ダート1200m 雨/重）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。
6月9日、中2週で迎えた43戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松崎正泰騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。
7月1日、中2週で迎えた44戦目は、一般C2五六七（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松崎正泰騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず12着に終わった。
7月15日、中1週で迎えた45戦目は、一般C2三四五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松崎正泰騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。