ベッピンムーン（2015年生、母ヘヴンズムーン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、三河辰巳によって270万円で落札された。

鷹見浩厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2017年）

6月26日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は453kg。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで崩れずに走り抜いたが、勝ったフライングビーノに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月27日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた3戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、凄まじいハイペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のラヴビギンに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月14日、中4週で迎えた4戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のひよどり特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた5戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のとき特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

10月31日、中3週で迎えた6戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、タフなペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

3歳（2018年）

2月21日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、3歳戦のクロッカス特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（2戦1勝）。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

3月30日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦のゆきやなぎ特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた9戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカモミール賞（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

5月25日、中4週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた11戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

9月27日、中5週で迎えた16戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では根気強くタフに走り抜いたが、伸びてきたヒヒンチャン決め手に屈してアタマ差の2着となった。

4歳（2019年）

1月25日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、ニューイヤー賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

2月7日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

3月7日、中3週で迎えた19戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のアルーリングデイズに2馬身半の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

4月8日、中4週で迎えた20戦目は、築地食堂源ちゃん賞（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦1勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1三四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（3戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、シガーヲスウオトコに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

5月20日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1二三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（4戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘りで持ち堪えて、最後は2着のスカーレットラバーに2馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

6月6日、中1週で迎えた23戦目は、ジュピター賞（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

7月8日、中4週で迎えた24戦目は、一般C1一二（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（6戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、タフなペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のネオエレキングをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

8月11日、中4週で迎えた25戦目は、サードニックス賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（7戦3勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天与の闘争本能で諦めることなく走り切り、3着に入った。

9月16日、中4週で迎えた26戦目は、神楽酒造くろうま天駆賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で酒井忍騎手（8戦3勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず最後はシンボリマティスと並んで10着同着となった。

12月27日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた27戦目は、アクルックス賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で酒井忍騎手（9戦3勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

5歳（2020年）

1月22日、中3週で迎えた28戦目は、一般B3五（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で酒井忍騎手（10戦3勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた29戦目は、スノードロップ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で酒井忍騎手（11戦3勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた30戦目は、ゴールデンステッキ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で酒井忍騎手（12戦3勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端をきる形となり、速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた31戦目は、春水賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で酒井忍騎手（13戦3勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。