キクノルタ（2020年生、母チューベローズ）

Kikuno Rta

2020.02.10

キクノルタ（2020年2月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のDeclaration of War（当時11歳）と交配したチューベローズが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は斉藤スタッド。主な勝ち鞍は2023年の3歳C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、斉藤スタッドから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって550万円で落札された。

田中一巧厩舎（兵庫）へ入厩。

2歳（2022年）

11月8日、デビュー戦は大山真吾騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず3着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

12月30日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の2歳未勝利リミテッド（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

3歳（2023年）

6月15日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

6月29日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のランボーリープに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月21日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（5戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のホウショウマーニを3/4馬身振り切って順当に勝利した。

8月10日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のクリスタル賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大山真吾騎手（6戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

12月14日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で大山真吾騎手（7戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るメルクーアを異次元の末脚で3/4馬身差し切って断然人気に応えた。

4歳（2024年）

1月9日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大山真吾騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のアラモードジェンヌに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

1月30日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で大山真吾騎手（9戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、チーフインザスカイに3/4馬身交わされて2着に敗北した。