キクサンステージ（2000年生、母サカノヘイロー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、マルシチ牧場から「2001年度八戸市場サラブレッド1歳、2001年度北海道10月市場サラブレッド1歳」及び「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

2歳（2002年）

12月10日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は495kg。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアローバニヤンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2003年）

1月17日、中4週で迎えた2戦目は、3歳戦の寒椿特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に敗れた。

3月3日、中5週で迎えた3戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

10月7日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着を確保した。

11月24日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月28日、中4週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

4歳（2004年）

1月9日、中1週で迎えた8戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、クライムハザードに交わされて1馬身半差の2着となった。

3月3日、中5週で迎えた10戦目は、一般C2六七（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸びを見せたが、伸びてきたトサノビッグ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

3月17日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

12月9日、約9か月の休養明けで迎えた12戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のウィナーズダッシュを半馬身振り切って休み明け初戦を物にした。

12月30日、中2週で迎えた13戦目は、忘年特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のレイタウンをクビ差振り切って勝利をモノにする

5歳（2005年）

1月17日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（4戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

12月29日、約11か月半の休養明けで迎えた15戦目は、一般C2五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（5戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

6歳（2006年）

2月3日、中4週で迎えた16戦目は、一般C2-12 C3一（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（6戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、チーフバニヤンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3月3日、中3週で迎えた17戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。