ホクトロレンス（1998年生、母ホクトミステリアス）

経歴

デビュー前

1歳のとき、北斗牧場から「北海道8月セレクト市場サラブレッド2歳」と「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

佐藤勇厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2001年）

9月21日、デビュー戦は田部和広騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は459kg。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田部和広騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月23日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田部和広騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したコアレスコマンドにクビ差届かず2着に惜敗した。

12月20日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田部和広騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

4歳（2002年）

1月3日、中1週で迎えた5戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したミヤビセイコウにアタマ差届かず2着となった。

2月26日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、野口正宏騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1400m 内回り曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったダイヤモンドクインに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月28日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で野口正宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るダイヤモンドクインを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

4月19日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野口正宏騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

5月8日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で野口正宏騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったバービーライヒに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月13日、中4週で迎えた10戦目は、一般C2六イ（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で野口正宏騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

7月1日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2七イ（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で野口正宏騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で野口正宏騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るマキバセクションを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

8月15日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2九十（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で野口正宏騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

8月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2五イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で野口正宏騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のアサヒバイヤーをハナ差振り切って3勝目をつかんだ。

9月18日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2二イ（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で野口正宏騎手（9戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のグリーンカントリーに2馬身半の差をつけて制した。

9月30日、中1週で迎えた16戦目は、寒露特別（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で野口正宏騎手（10戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、伸びてきたダイタクダイヤ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

10月22日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1八九（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で野口正宏騎手（11戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1六イ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で野口正宏騎手（12戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

12月2日、中3週で迎えた19戦目は、篠田剛孝騎手を鞍上に迎えて、一般C1五ア（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた20戦目は、矢内博騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のホワイトクリスマス賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

5歳（2003年）

1月22日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2五イ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のオンワードブリテンに2馬身半の差をつけて5勝目を獲得した。

2月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は矢内博騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

4月9日、中8週で迎えた23戦目は、清明特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢内博騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた24戦目は、新緑特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢内博騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

6月2日、中4週で迎えた25戦目は、一般C2一ア（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で矢内博騎手（4戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

6月30日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2一ア（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で矢内博騎手（5戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた27戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2五六（大井ダート1190m 曇/稍重）に出走。鞍上は矢内博騎手（6戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

8月6日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2二ア（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

9月10日、中4週で迎えた30戦目は、一般C2一イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた31戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

11月6日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、脇田創騎手を鞍上に迎えて、一般C2二イ（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

12月8日、中4週で迎えた33戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は篠田剛孝騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で篠田剛孝騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

6歳（2004年）

1月16日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で篠田剛孝騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

2月11日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた36戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で篠田剛孝騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。