ハルヒデプリンス（1990年生、母スプリングソナタ）

Haruhide Prince

1990.03.16

ハルヒデプリンス（1990年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のタクラマカン（当時12歳）と交配したスプリングソナタが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は千葉県、生産者は藤山 雅章。戦績は、中央平地6戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

藤原敏文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1992年）

9月19日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 雨/重）に出走。馬体重は482kg。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエターナルハートに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

10月10日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったセントラルマドンナに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったホコタレディにねじ伏せられて3/4馬身差の2着となった。

3歳（1993年）

4月17日、約6か月の休養明けで迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中勝春騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた5戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘志で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のキタノオーカンをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

5月22日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。