ミコノスフレイバー（2018年生、母プレシャスヴィガー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、千葉県馬主会尾田信夫によって885.6万円で落札された。

2歳（2020年）

10月1日、デビュー戦は本田正重騎手を鞍上に据えて、2歳戦のアマリネデビュー（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は498kg。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシントーネネに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗れた。

3歳（2021年）

2月10日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

3月16日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のフェアリーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4月5日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で笠野雄大騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、サントレゾールに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

5月5日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のあやめ賞（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で笠野雄大騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

5月10日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で笠野雄大騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のポピー特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で笠野雄大騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の海風スプリント（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で笠野雄大騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のハセノエクスプレスをアタマ差振り切って制した。

7月21日、中3週で迎えた9戦目は、夏の陣ダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で笠野雄大騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

8月11日、中2週で迎えた10戦目は、馬い!?八幡平バイオレット記念（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で笠野雄大騎手（8戦2勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のゴデレッチョを半馬身振り切って3勝目を奪取した。

11月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、里神楽スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で笠野雄大騎手（9戦3勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

12月27日、中3週で迎えた12戦目は、ギブソン賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で笠野雄大騎手（10戦3勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

4歳（2022年）

1月11日、中1週で迎えた13戦目は、酒々井スプリント（船橋ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で笠野雄大騎手（11戦3勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

2月14日、中4週で迎えた14戦目は、浜風スプリント（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で笠野雄大騎手（12戦3勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

3月15日、中3週で迎えた15戦目は、スミレ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で笠野雄大騎手（13戦3勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて、最後は2着のコンセプトに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月24日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、サマーダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で笠野雄大騎手（14戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のイージーファクトに4馬身の差をつけて制した。

7月18日、中2週で迎えた17戦目は、文月特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で笠野雄大騎手（15戦5勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

8月19日、中4週で迎えた18戦目は、金シャチダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で笠野雄大騎手（16戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の観月特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で笠野雄大騎手（17戦5勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

9月23日、中2週で迎えた20戦目は、秋分の日特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で笠野雄大騎手（18戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

12月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた21戦目は、射手座ダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で笠野雄大騎手（19戦5勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、千葉県馬主会尾田信夫によって885.6万円で落札された。

稲益貴弘厩舎（船橋）へ入厩。

1月10日、デビュー戦は笠野雄大騎手を鞍上に据えて、ハンデ戦の初見月特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番ゲートからスタート。出走取消となった。

5歳（2023年）

2月6日、中6週で迎えた22戦目は、浜風スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で笠野雄大騎手（20戦5勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

3月20日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた23戦目は、麗日特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で笠野雄大騎手（21戦5勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

4月12日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた24戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、くじら座ダッシュ（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた25戦目は、清和月特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

5月1日、連闘で迎えた26戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、くじらスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では生来の勝負根性でどうにかこうにかゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月29日、中3週で迎えた27戦目は、早苗月特別（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

9月25日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、モミジアオイスプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、4着を確保した。

10月25日、中3週で迎えた29戦目は、オクトーバーダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野畑凌騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキュウドウクンを猛烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

11月30日、中4週で迎えた30戦目は、ポインセチアスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野畑凌騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

12月19日、中2週で迎えた31戦目は、射手座ダッシュ（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で野畑凌騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の気力で渋太く粘り続けて、最後は2着のクラサーベルに1馬身の差をつけて7勝目を収める

6歳（2024年）

2月9日、中6週で迎えた32戦目は、フェブラリーダッシュ（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で野畑凌騎手（6戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。