クリミナルライト（1997年生、母クインムーンライト）

クリミナルライト（1997年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のクリミナルタイプ（当時12歳）と交配したクインムーンライトが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はサンライズステイブル。戦績は、中央平地27戦0勝2着2回、中央障害23戦1勝2着2回、地方2戦0勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

内藤繁春厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

7月17日、デビュー戦は金折知則騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は506kg。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

8月28日、中5週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1000m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

9月4日、連闘で馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

9月19日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。17頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は失速してしまい15着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は秋山真一郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた8戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた9戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた10戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

12月25日、連闘で迎えた11戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

3歳（2000年）

1月16日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は村本善之騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた13戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は金折知則騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、かなり遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で金折知則騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた16戦目は、4歳未勝利（中京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で金折知則騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月8日、約3か月半の休養明けで迎えた17戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた18戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は金折知則騎手（4戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、5着を確保した。

8月5日、中1週で迎えた19戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金折知則騎手（5戦0勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた20戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で金折知則騎手（6戦0勝）。18頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

8月29日、中0週で迎えた21戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の蛭ケ野賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったターゲッターに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月9日、中1週で迎えた22戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は金折知則騎手（7戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、勝ったメイショウシャークにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

9月23日、中1週で迎えた23戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金折知則騎手（8戦0勝）。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた24戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた25戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の新潟ノベンバーシリーズ第2戦（新潟(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったツルマルタイショウからクビ差の2着に惜敗した。

11月25日、中2週で迎えた26戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた27戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 雨/良）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったケイアイリュージンにねじ伏せられてクビ差の2着となった。

12月23日、中1週で迎えた28戦目は、川合達彦騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4歳（2001年）

1月13日、中2週で迎えた29戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は金折知則騎手（9戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。14着に終わった。

1月21日、連闘で迎えた30戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で金折知則騎手（10戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。13着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金折知則騎手（11戦0勝）。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

2月11日、連闘で迎えた32戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で金折知則騎手（12戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた33戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で金折知則騎手（13戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた34戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で金折知則騎手（14戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた35戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた36戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で常石勝義騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた37戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた38戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で菊地昇吾騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた39戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊地昇吾騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

12月2日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた40戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊地昇吾騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた41戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で菊地昇吾騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキゼンライジンからクビ差の2着となった。

5歳（2002年）

1月6日、中1週で迎えた42戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で菊地昇吾騎手（5戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた43戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で菊地昇吾騎手（6戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた44戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は8戦連続で菊地昇吾騎手（7戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた45戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は9戦連続で菊地昇吾騎手（8戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月24日、中4週で迎えた46戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた47戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったカルストンハードオから7馬身差の2着に敗北した。

7月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた48戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は菊地昇吾騎手（9戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

7月20日、中1週で迎えた49戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキタサンアルダーンをアタマ差制して待望の初白星を挙げた。

8月24日、中4週で迎えた50戦目は、豊国ジャンプステークス（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は金折知則騎手（15戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月14日、中2週で迎えた51戦目は、J・G3の阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3170m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で金折知則騎手（16戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月6日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた52戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。12着に終わった。