サラドリーム（2015年生、母サイレントソニック）

サラドリーム（2015年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「王女（ヘブライ語）＋夢」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時7歳）と交配したサイレントソニックが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は桜井牧場。主な勝ち鞍は2019年の驀進特別(2勝クラス)。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額2,000万円（10万×200口）で一口馬主が募集された。

手塚貴久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

10月22日、デビュー戦は武藤雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は426kg。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

12月16日、中7週で迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月23日、連闘で迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

3歳（2018年）

4月7日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、カスタネアエメに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

5月6日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で嶋田純次騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のプリンシアブラスカに半馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

7月15日、中9週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嶋田純次騎手（2戦1勝）。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

8月12日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で嶋田純次騎手（3戦1勝）。18頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月21日、中9週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で嶋田純次騎手（4戦1勝）。17頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のピカピカに1馬身半の差をつけて優勝

4歳（2019年）

2月10日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で嶋田純次騎手（5戦2勝）。18頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

5月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の邁進特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で嶋田純次騎手（6戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、勝ったライオンボスから5馬身差の2着に敗北した。

5月18日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上1000万下の大日岳特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で嶋田純次騎手（7戦2勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

8月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラスの驀進特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で嶋田純次騎手（8戦2勝）。18頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロイックアゲンに半馬身の差をつけて優勝

8月24日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上3勝クラスの稲妻ステークス（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で嶋田純次騎手（9戦3勝）。17頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月27日、中8週で迎えた14戦目は、ルミエールオータムダッシュ（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で嶋田純次騎手（10戦3勝）。18頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。13着に敗れた。

5歳（2020年）

2月9日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの山城ステークス（京都芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

5月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、4歳以上3勝クラスのバーデンバーデンカップ（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は嶋田純次騎手（11戦3勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

8月29日、約4か月の休養明けで迎えた17戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの稲妻ステークス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月11日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの北陸ステークス（新潟芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた19戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの桂川ステークス（京都芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。17頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。