セクシーウィン（1998年生、母シノブモチズリ）

セクシーウィン（1998年5月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のミュージックタイム（当時11歳）と交配したシノブモチズリが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は斉藤政志。戦績は、中央平地3戦0勝、地方35戦6勝2着6回。主な勝ち鞍は2000年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

田部和則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

6月13日、デビュー戦は渋谷裕喜騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月21日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングファイトから4馬身差の2着に敗北した。

7月19日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で渋谷裕喜騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月26日、連闘で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で渋谷裕喜騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渋谷裕喜騎手（5戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキーアイランドから3馬身差の2着に敗北した。

8月29日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で渋谷裕喜騎手（6戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、2着のインダウに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2001年）

4月10日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、尾林幸二騎手を鞍上に迎えて、3歳F2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた9戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。

5月19日、中3週で迎えた10戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見せ場を作れず18着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のダイヤスターに3馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

6月21日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったビビットウィンから1馬身差の2着に敗北した。

7月4日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノバクシンオーをハナ差制して3勝目を手中に収めた。

7月26日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、短距離特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた15戦目は、丹波篠山デカンショ特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい12着に終わった。

4歳（2002年）

1月21日、約5か月の休み明けで迎えた17戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（大井ダート1590m 内回り雨/不良）に出走。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

2月10日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2二（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

2月19日、連闘で迎えた19戦目は、神澤和弥騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた20戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、啓蟄特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた21戦目は、春草特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって11着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた22戦目は、豊島区特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って8着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた23戦目は、卯月特別（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2二（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

5歳（2003年）

2月17日、約9か月半の休養明けで迎えた25戦目は、橋尚也騎手を鞍上に迎えて、一般C3二ア（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

3月14日、中3週で迎えた26戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、一般C3一イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ケイショウガリバーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4月4日、中2週で迎えた27戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のミヤギオーロラに1馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

5月8日、中4週で迎えた28戦目は、一般C2八九（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったラストアイドルに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

11月21日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた29戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

12月12日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた30戦目は、一般C2四（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2八（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、ユキアイノソラに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

6歳（2004年）

1月28日、中4週で迎えた32戦目は、一般C3三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

2月24日、中3週で迎えた33戦目は、一般C3二三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のマキバツヨシをクビ差振り切って5勝目を挙げた。

3月12日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

4月6日、中3週で迎えた35戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた36戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木啓之騎手（8戦2勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のマキバツヨシに2馬身半の差をつけて6勝目を奪取した。

8月25日、中8週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた37戦目は、一般C3一（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木啓之騎手（9戦3勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた38戦目は、一般C3一（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木啓之騎手（10戦3勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。