マイネルトルファン（2019年生、母マイネテレジア）

マイネルトルファン（2019年2月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+中国新疆ウイグル自治区の地名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のオルフェーヴル（当時11歳）と交配したマイネテレジアが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2021年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,400万円（24万×100口）で一口馬主が募集された。

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

12月5日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のミラキュラスライトをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2022年）

7月31日、約8か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したウインチェレステにクビ差届かず2着に甘んじた。

8月20日、中2週で迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラスの富良野特別（札幌芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のティグルをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

10月23日、中8週で迎えた4戦目は、3歳G1の菊花賞（阪神芝3000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（3戦2勝）。18頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず18着に終わった。

5歳（2024年）

4月21日、約18か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの石和特別（東京芝1800m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。