クリムゾンローズ（1999年生、母クリムゾンウイング）

クリムゾンローズ（1999年3月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「深紅のバラ」。毛色は鹿毛。種牡馬のジェニュイン（当時7歳）と交配したクリムゾンウイングが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方34戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の3歳以上C2。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額1,000万円（25万×40口）で一口馬主が募集された。

武邦彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

8月10日、デビュー戦は岩崎祐己騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は478kg。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

8月18日、連闘で迎えた2戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は岩崎祐己騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

10月6日、中4週で迎えた4戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、3歳C6（上山ダート1250m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルハチリプリーから7馬身差の2着に敗北した。

10月22日、中1週で迎えた5戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、3歳C5（上山ダート1250m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C4（上山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は三浦誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた7戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、3歳C4（上山ダート1250m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月1日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、3歳C4（上山ダート1250m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた9戦目は、安楽成秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

4歳（2003年）

1月13日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安楽成秀騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

1月19日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安楽成秀騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた12戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は安楽成秀騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

3月9日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安楽成秀騎手（4戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

3月16日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安楽成秀騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

3月22日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で安楽成秀騎手（6戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で安楽成秀騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

4月13日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で安楽成秀騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリリーソルジャーを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

4月28日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安楽成秀騎手（9戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた21戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

6月1日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は安楽成秀騎手（10戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安楽成秀騎手（11戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

8月14日、中4週で迎えた25戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安楽成秀騎手（12戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

8月23日、連闘で迎えた26戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安楽成秀騎手（13戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

9月14日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安楽成秀騎手（14戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

9月21日、連闘で迎えた28戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安楽成秀騎手（15戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安楽成秀騎手（16戦0勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るオルゴールメリーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月19日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で安楽成秀騎手（17戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月2日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で安楽成秀騎手（18戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に終わった。

11月29日、中3週で迎えた32戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で安楽成秀騎手（19戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で安楽成秀騎手（20戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月28日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で安楽成秀騎手（21戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

5歳（2004年）

1月12日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で安楽成秀騎手（22戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

1月25日、中1週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた36戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で安楽成秀騎手（23戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

2月8日、中1週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた37戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で安楽成秀騎手（24戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。