ハナノダイリン（1990年生、母ハニーブルース）

Hanano Dairin

1990.05.04

ハナノダイリン（1990年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時18歳）と交配したハニーブルースが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上 悦夫。戦績は、中央平地7戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

鈴木康弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

8月22日、デビュー戦は酒井健二騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は476kg。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、抜け出したゲイリーコマンダーにハナ差届かず2着となった。

9月5日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井健二騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸びを見せたが、勝ったダイワビクターにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。

10月9日、中4週で迎えた3戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて、最後は2着のカルストンテリブルに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

11月14日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は酒井健二騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

4歳（1994年）

6月19日、約7か月の休み明けで迎えた5戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井健二騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

7月24日、中4週で迎えた6戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた7戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。