ヒカルミキティ（2003年生、母ウインドフレスカ）

ヒカルミキティ（2003年5月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋銀盤の女王、安藤美姫の愛称」。毛色は青鹿毛。種牡馬のクロフネ（当時5歳）と交配したウインドフレスカが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、中央障害1戦0勝、地方3戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の一般D2-3。

経歴

デビュー前

高市圭二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

10月9日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 小雨/良）に出走。馬体重は494kg。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

3歳（2006年）

4月23日、約6か月半の休養明けで迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

8月6日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

10月5日、中8週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた4戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、一般D3-3（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョウノハイライトから半馬身差の2着に敗北した。

10月18日、中1週で迎えた5戦目は、一般D3-2（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダンスグランドゥに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月1日、中1週で迎えた6戦目は、一般D2-3（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るドリームステージを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目を収める

12月2日、中3週で迎えた7戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

4歳（2007年）

3月3日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

4月8日、中4週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

5月5日、中3週で迎えた10戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。