デゴイチ（2015年生、母ブルーハピネス）

Degoichi

2015.04.06

デゴイチ（2015年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時18歳）と交配したブルーハピネスが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）加野牧場。主な勝ち鞍は2018年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、加野牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

阪本一栄厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2017年）

11月16日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は497kg。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた2戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のカール・ベンツ賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったワイルドラヴに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

3歳（2018年）

8月12日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた3戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったデルマジンに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

8月27日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアンバービーチを次元の違う末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

9月26日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のファンタスティックリレーin大井賞（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

10月31日、中2週で迎えた7戦目は、せたがや馬術2020記念（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田正重騎手（4戦1勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2四五六（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で本田正重騎手（5戦1勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2五六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で本田正重騎手（6戦1勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。

12月29日、中3週で迎えた10戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、川栄李奈さんがTCKに来場賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

4歳（2019年）

1月21日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は垂れてしまい16着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2四五六（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（7戦1勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。