トーワノオージ（1997年生、母ダイイチランナー）

Towano Oji

1997.04.05

トーワノオージ（1997年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のオジジアン（当時14歳）と交配したダイイチランナーが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河日成牧場。戦績は、中央平地3戦3勝。主な勝ち鞍は2002年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

北橋修二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

10月9日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は466kg。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエイシンダンカークを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

5歳（2002年）

1月13日、約27か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた2戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦1勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のエイシンデントンに2馬身の差をつけて久しぶりの実戦をモノにした。

2月2日、中2週で迎えた3戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のハクリュウヒットに2馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。