カリスタルビー（1990年生、母ナンブハヤテ）

Kalista Ruby

1990.04.27

カリスタルビー（1990年4月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のモガミ（当時14歳）と交配したナンブハヤテが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡厚真町、生産者は（有）大川牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

阿部新生厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1992年）

7月11日、デビュー戦は横山義行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は390kg。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のように急駛したが、勝ったオリオンテスコに詰め切れず、約10馬身差の2着となった。

7月18日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1000m 雨/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、4着に終わった。

11月8日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、5着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は横山義行騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

3歳（1993年）

1月9日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。