グレイトハスラー（2011年生、母グランドアピア）

グレイトハスラー（2011年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「偉大なるやり手」。毛色は栗毛。種牡馬のキャプテンスティーヴ（当時14歳）と交配したグランドアピアが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）荒谷牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、中央障害6戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、荒谷牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって210万円で落札された。2歳のとき、JRA日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、小川勲によって651万円で落札された。

作田誠二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

6月15日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 雨/良）に出走。馬体重は464kg。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったグランシェリーにねじ伏せられてクビ差の2着となった。

7月13日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

8月25日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

10月14日、中6週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は高倉稜騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

11月9日、中3週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

3歳（2014年）

5月24日、約6か月半の休み明けで迎えた6戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

7月6日、中3週で迎えた8戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

9月7日、中3週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は北村友一騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

4歳（2015年）

1月25日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた12戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月15日、中6週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月3日、中6週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月21日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトニーポケットから3馬身半差の2着となった。

7月12日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2016年）

4月23日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢健治騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。