ラブザビュー（1999年生、母ウィングガール）

ラブザビュー（1999年4月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時6歳）と交配したウィングガールが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は栗山道郎。戦績は、中央平地35戦1勝2着5回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

沢峰次厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

8月12日、デビュー戦は沢昭典騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。17頭立ての6番人気で大外17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

8月26日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（新潟芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ヤクモジェネラスに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9月23日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢昭典騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

3歳（2002年）

1月27日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1200m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で沢昭典騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって9着に敗れた。

2月17日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢昭典騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

3月17日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で沢昭典騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた7戦目は、L.オールプレス騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったモレッタにねじ伏せられてハナ差の2着に惜敗した。

5月11日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続でL.オールプレス騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて17番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

6月8日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は沢昭典騎手（6戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上はL.オールプレス騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

7月28日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は沢昭典騎手（7戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のコスモメモリーに3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月17日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（8戦1勝）。18頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

10月5日、中6週で迎えた13戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の小野川湖特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では伸びを欠き15着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は沢昭典騎手（9戦1勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

11月17日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた15戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1700m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

12月15日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

4歳（2003年）

1月11日、中3週で迎えた17戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

2月16日、中4週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

3月29日、中5週で迎えた19戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

4月27日、中3週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

5月24日、中3週で迎えた21戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の長岡特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したムーンライトソナタを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

6月28日、中4週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は沢昭典騎手（10戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、タフなペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

8月3日、中4週で迎えた23戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の五泉特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（11戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はピンクガーターと並んで2着同着となった。

10月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた24戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢昭典騎手（12戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた25戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢昭典騎手（13戦1勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

12月20日、中4週で迎えた26戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は坂井千明騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったニチドウジョリーズに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5歳（2004年）

1月11日、中2週で迎えた27戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。

2月10日、中3週で迎えた28戦目は、フレンドリーレイン特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（4戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

5月22日、約3か月半の休み明けで迎えた29戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の長岡特別（新潟芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は沢昭典騎手（14戦1勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

10月10日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた30戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（15戦1勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

11月14日、中4週で馬体重を前走から28kg絞って迎えた31戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢昭典騎手（16戦1勝）。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

12月26日、中5週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた32戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

6歳（2005年）

2月6日、中5週で迎えた33戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての17番人気で大外18番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく18着に終わった。

9月4日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から38kg増やして迎えた34戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は沢昭典騎手（17戦1勝）。18頭立ての18番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月23日、中6週で迎えた35戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 小雨/重）に出走。鞍上は土谷智紀騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた36戦目は、3歳以上500万下の五色沼特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。