マスタートランプ（1995年生、母マジヨリカレデイ）

マスタートランプ（1995年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミスターシービー（当時15歳）と交配したマジヨリカレデイが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）丸村村下ファーム。戦績は、地方32戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2000年の一般C3六。

経歴

デビュー前

北川亮厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1997年）

7月29日、デビュー戦は田部和広騎手を鞍上に据えて、馬体重は416kg。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（1998年）

2月10日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた2戦目は、左海修三騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

3月18日、中4週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で左海修三騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で左海修三騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったタイヨウシンバルに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で左海修三騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

11月25日、約7か月の休養明けで迎えた6戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったシアトルスピードに詰め切れず、約19馬身差の2着に敗北した。

12月30日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1999年）

1月28日、中3週で迎えた9戦目は、5歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた10戦目は、5歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したタケデンガリバーを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月7日、中6週で迎えた11戦目は、一般C3五（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

5月26日、中3週で迎えた13戦目は、湯浅淳一騎手を鞍上に迎えて、一般C3四（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

6月18日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（7戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

5歳（2000年）

2月14日、約8か月の休み明けで迎えた15戦目は、一般C3（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（8戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

3月6日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（9戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したアサカステートを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月4日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、一般C3七イ（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（10戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のワンダリョウチャンに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月25日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3十（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（11戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月3日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（12戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

5月25日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた20戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C3五ア（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

6月28日、中4週で迎えた21戦目は、一般C3六（船橋ダート1400m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（13戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミカワビュウティをクビ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

7月27日、中3週で迎えた22戦目は、一般C3五イ（船橋ダート1400m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（14戦2勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

8月6日、中0週で迎えた23戦目は、一般C3十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（15戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

9月21日、中3週で迎えた25戦目は、一般C3四アイ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（16戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3八九（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は張田京騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月26日、中2週で迎えた27戦目は、一般C3五アイ（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（17戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月2日、連闘で迎えた28戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

6歳（2001年）

4月3日、約5か月の休養明けで迎えた29戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C3五イ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

4月25日、連闘で迎えた31戦目は、一般C3（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（18戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月31日、中4週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた32戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1400m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。