サチノギムレット（2005年生、母カナディアンミル）

サチノギムレット（2005年3月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時6歳）と交配したカナディアンミルが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方8戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年の一般C30。

経歴

デビュー前

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

5月4日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は412kg。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

7月5日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

10月1日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C27（荒尾ダート1300m 晴/重）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月3日、中4週で迎えた4戦目は、銚厘特設（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月22日、中2週で迎えた5戦目は、一般C24（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラバーズトウショウから4馬身差の2着に敗北した。

12月10日、中2週で迎えた6戦目は、河野直人騎手を鞍上に迎えて、一般C21（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた7戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、一般C22（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノシャダイから3/4馬身差の2着となった。

12月31日、連闘で迎えた8戦目は、一般C30（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（3戦0勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のコウザンレディーに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2009年）

1月20日、中2週で迎えた9戦目は、一般C14（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は河野直人騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた10戦目は、一般C15（荒尾ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で河野直人騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。