ウォーロード（2018年生、母アールヌーヴォー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、橋本牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、橋本牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ケイアイファームによって319万円で落札された。

3歳（2021年）

2月6日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

3月20日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着を確保した。

4月18日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 小雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヒルノアローザを猛烈な末脚でクビ差だけ差し切って未勝利勝ちを決めた。

8月22日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

9月5日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したパワポケプリメーロを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

11月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は秋山稔樹騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るアランチャアミーゴを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

4歳（2022年）

3月26日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、4歳以上2勝クラスの天白川特別（中京ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で秋山稔樹騎手（4戦2勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

5月15日、中6週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの中ノ岳特別（新潟ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で秋山稔樹騎手（5戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、ショウナンマリオにクビ差交わされて2着に惜敗した。

9月17日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの松戸特別（中山ダート2400m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

10月2日、中1週で迎えた11戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、5着に終わった。

10月30日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラスの鳥屋野特別（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は秋山稔樹騎手（6戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

5歳（2023年）

1月28日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、5着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた14戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京ダート2100m 晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた13頭をごぼう抜きし、最後は2着のプリモスペランツァに1馬身1/4の差をつけて3勝目を獲得した。

5月21日、約3か月の休養明けで迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの丹沢ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦1勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。