トウジンルノワール（1998年生、母ワンアイドレデイ）

トウジンルノワール（1998年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウォーニング（当時13歳）と交配したワンアイドレデイが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は合資会社青森牧場。戦績は、中央平地6戦2勝。2000年のフェニックス賞(オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、青森牧場から「八戸市場サラブレッド2歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって577.5万円で落札された。

鮫島一歩厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

7月15日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のシンメイジョイをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

8月19日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るオーシャンハイを強烈な末脚で3/4馬身差し切って制した。

9月3日、中1週で迎えた3戦目は、2歳G3の小倉3歳ステークス（小倉芝1200m 雨/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦2勝）。17頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

3歳（2001年）

2月24日、約6か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳G3のアーリントンカップ（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺薫彦騎手（3戦2勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

3月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳オープンの若葉ステークス（阪神芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺薫彦騎手（4戦2勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳オープンのマーガレットステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺薫彦騎手（5戦2勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。