エタニティ（2009年生、母リードスキー）

エタニティ（2009年1月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「永遠」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時11歳）と交配したリードスキーが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は小西ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方31戦10勝2着4回。主な勝ち鞍は2013年の一般C1六七。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小西ファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

田島俊明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

7月9日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた2戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。

3歳（2012年）

1月31日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、3歳戦のツインマッチ特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた4戦目は、花田大昂騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

5月13日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

5月20日、連闘で迎えた6戦目は、池崎祐介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

6月10日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の東日本大震災復興支援（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったケイアイプリンスに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B1（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカズノメジャーに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったパープルキングに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月24日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のドレスユーアップに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

7月31日、連闘で迎えた11戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の和倉温泉花火大会杯（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳A3（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた13戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた14戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた15戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（6戦2勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のぼんぼり祭り祝大成功記念（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のコスモファンタジアを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

10月21日、中1週で迎えた17戦目は、3歳A2（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（8戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のギフテッドスマイルに1馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

11月11日、中2週で迎えた18戦目は、リトル・マエストラ完成記念特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は田知弘久騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた19戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、日本海冬の味覚特価市特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のソレイユトウショウに2馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

12月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1二（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（9戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

4歳（2013年）

1月22日、中5週で迎えた21戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったタカイチジャンポケに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

2月19日、中3週で迎えた22戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り雪/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバイスミニスターに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

3月8日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2十四十五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスーパーボーイを豪脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけてファンの高評価に応えた。

3月26日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦2勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のウエスタンベルーガを半馬身振り切って断トツ人気に応えた。

4月7日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2五六（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のティアレを3/4馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

4月24日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（4戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたマイネルカブト決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

5月15日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた27戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のキョウエイデュークをクビ差振り切って順当に勝利した。

6月3日、中2週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた28戦目は、ほうき星特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で御神本訓史騎手（6戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

7月30日、中7週で迎えた29戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、全国選抜社会人相撲特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた30戦目は、西海祭り特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた31戦目は、JAPAN TENT特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた32戦目は、ツール・ド・のと400（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた33戦目は、全日本鉄人レース特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた34戦目は、野々市豊年野菜神輿特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀場裕充騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた35戦目は、ござっさい祭り特別（金沢ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で堀場裕充騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた36戦目は、「北陸新幹線金沢開業カウントダウン」（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で堀場裕充騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。