サンマルヘイロー（2006年生、母ユーワマドンナ）

サンマルヘイロー（2006年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時19歳）と交配したユーワマドンナが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は八島夕起子。戦績は、中央平地36戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の豊橋特別(500万下)。

経歴

デビュー前

蛯名信広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

9月21日、デビュー戦は草野太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は448kg。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

12月14日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から26kg増やして迎えた2戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、5着に入り込んだ。

3歳（2009年）

1月10日、中3週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた4戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

3月14日、中6週で迎えた5戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/重）に出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

4月5日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

5月2日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、5着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた8戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

6月27日、中4週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

8月1日、中4週で迎えた10戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての4番人気に推されて17番ゲートからスタート。最後は、2着のドナグレースに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月6日、中4週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦1勝）。18頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。

9月26日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下の飛翔特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月14日、中6週で迎えた13戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の五色沼特別（福島芝1200m 曇/重）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

12月27日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着を確保した。

4歳（2010年）

1月24日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の豊橋特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて17番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のナムラブームをアタマ差振り切って2勝目を獲得した。

2月7日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上1000万下の賢島特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦1勝）。18頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では見所を作れず10着に終わった。

3月14日、中4週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の知立特別（中京芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田辺裕信騎手（3戦1勝）。18頭立ての10番人気で大外18番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

5月16日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた18戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の邁進特別（新潟芝1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は小林淳一騎手（3戦1勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョウショーアローからハナ差の2着となった。

7月17日、中8週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（4戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月15日、中3週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた20戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（5戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月5日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた21戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林淳一騎手（6戦1勝）。18頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョウノオアシスからクビ差の2着に惜敗した。

10月3日、中3週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林淳一騎手（7戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

5歳（2011年）

7月24日、約10か月の休養明けで迎えた23戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林淳一騎手（8戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林淳一騎手（9戦1勝）。17頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月22日、中6週で迎えた26戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の稲光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた27戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の飛揚特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。18頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月11日、中3週で迎えた28戦目は、C.オドノヒュー騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に敗れた。

6歳（2012年）

3月10日、約3か月の休養明けで迎えた29戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の刈谷特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

5月6日、中7週で迎えた30戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のクラウンハッピーに2馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

5月19日、中1週で迎えた31戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の大日岳特別（新潟芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦1勝）。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

8月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた32戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の飯豊特別（新潟芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた33戦目は、3歳以上1000万下の稲妻特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。17頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

10月27日、中7週で迎えた34戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の驀進特別（新潟芝1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（3戦0勝）。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。5着に終わった。

7歳（2013年）

5月4日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた35戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の邁進特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

5月19日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた36戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の駿風ステークス（新潟芝1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。15着に終わった。