ヤマワカクサ（1983年生、母オンワードフエリー）

Yama Wakakusa

1983.05.15

ヤマワカクサ（1983年5月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジムフレンチ（当時15歳）と交配したオンワードフエリーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は山口 繁春。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方6戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1987年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

安藤正敏厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

3月22日、デビュー戦は4歳未出走（阪神ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は420kg。鞍上は田島裕和騎手。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

4月5日、4歳未出走（阪神ダート1200m 晴/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は柿元嘉和騎手。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

6月14日、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は池田雄彦騎手。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず12着に終わった。

6月21日、4歳未勝利（札幌ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池田雄彦騎手。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月11日、4歳未勝利（福島ダート1000m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は上籠勝仁騎手。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

11月1日、4歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は横山雄一騎手。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったホクトガルーダに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月22日、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は北川和典騎手。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず13着に敗れた。

11月30日、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は横山雄一騎手。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

12月14日、牝馬限定の4歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は池田雄彦騎手。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

4歳（1987年）

2月9日、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のシオノサクセスをハナ差制してトップでゴールに飛び込んだ。

3月8日、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は福島幸広騎手。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったホープフルチヤからクビ差の2着に甘んじた。

3月29日、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカシノセイダイに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月28日、4歳以上C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井敏雄騎手。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスクオールスミレに2馬身の差をつけて勝利した。

5月10日、4歳以上C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井敏雄騎手。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月26日、4歳以上C2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は野田幸雄騎手。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。