ダイワデュール（1996年生、母サカエクインヒメ）
Daiwa Dur
1996.03.24
ダイワデュール（1996年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時16歳）と交配したサカエクインヒメが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地16戦1勝、中央障害33戦4勝2着3回。2003年の東京ハイジャンプ(JG2)に勝利した他、2002年の中山大障害(JG1)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
嶋田功厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1998年）
7月18日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず13着に敗れた。
8月9日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。
9月13日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
10月10日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のマイネルジェネラルをクビ差振り切って未勝利戦を制した。
11月22日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田善臣騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。
12月5日、中1週で迎えた6戦目は、J.サントス騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の葉牡丹賞（中山芝2000m 雨/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。
3歳（1999年）
1月9日、中4週で迎えた7戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の朱竹賞（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。
1月31日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下のセントポーリア賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。
2月28日、中3週で迎えた9戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。
4月11日、中5週で迎えた10戦目は、田村宏之騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山ダート1800m 小雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。
10月30日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上500万下の多摩川特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。
11月20日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた12戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（5戦1勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は力尽きて13着に終わった。
12月12日、中2週で迎えた13戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に終わった。
4歳（2000年）
1月6日、中3週で迎えた14戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート2400m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。
2月13日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。
3月5日、中2週で迎えた16戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。
3月25日、中2週で迎えた17戦目は、菊池憲太騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月22日、中3週で迎えた18戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月6日、中1週で迎えた19戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のフサイチエムネットに約11馬身の大差をつけて久々に勝ち星を挙げた。
6月24日、中6週で迎えた20戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 雨）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で穂苅寿彦騎手（3戦1勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。10着に敗れた。
7月8日、中1週で迎えた21戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で穂苅寿彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月18日、約4か月半の休み明けで迎えた22戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で穂苅寿彦騎手（5戦1勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。
12月2日、中1週で迎えた23戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で穂苅寿彦騎手（6戦1勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。
5歳（2001年）
1月6日、中4週で迎えた24戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で穂苅寿彦騎手（7戦1勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。
2月3日、中3週で迎えた25戦目は、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で穂苅寿彦騎手（8戦1勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
3月3日、中3週で迎えた26戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 曇）に57kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
3月24日、中2週で迎えた27戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は江田勇亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。
4月7日、中1週で迎えた28戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。
4月28日、中2週で迎えた29戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で江田勇亮騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。3着に入った。
5月13日、中1週で迎えた30戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。
7月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた31戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（9戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月18日、中2週で迎えた32戦目は、ハンデJ・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（10戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月1日、中1週で迎えた33戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月22日、中2週で迎えた34戦目は、障害3歳以上オープン（中山障害芝3210m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のコバノスコッチに3馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。
10月13日、中2週で迎えた35戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、ハンデJ・G3の東京オータムジャンプ（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月3日、中2週で迎えた36戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3300m 雨/良）に出走。鞍上は江田勇亮騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月1日、中3週で迎えた37戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。8着に終わった。
6歳（2002年）
9月21日、約10か月の休養明けで迎えた38戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は田中剛騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。
11月2日、中5週で迎えた39戦目は、秋陽ジャンプステークス（中山障害芝3210m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のタイキスティングに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
12月21日、中6週で迎えた40戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 雨/重）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
7歳（2003年）
3月29日、約3か月半の休養明けで迎えた41戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中剛騎手（5戦2勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったギルデッドエージから1馬身半差の2着となった。
4月19日、中2週で迎えた42戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り 曇/良）に63.5kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で田中剛騎手（6戦2勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月18日、中3週で迎えた43戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で田中剛騎手（7戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。競走中止となった。
6月14日、中3週で迎えた44戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中剛騎手（8戦2勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のウインマーベラスに半馬身の差をつけて重賞ウィナーの称号を勝ち取った。
8歳（2004年）
3月27日、約9か月半の休み明けで迎えた45戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り 晴/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で田中剛騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月17日、中2週で迎えた46戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り 晴/良）に63.5kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で田中剛騎手（10戦3勝）。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月16日、中3週で迎えた47戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 曇）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は10戦連続で田中剛騎手（11戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマーベラスロイヤルから2馬身半差の2着に敗北した。
6月12日、中3週で迎えた48戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3300m 曇/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は11戦連続で田中剛騎手（12戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロロンザンから2馬身半差の2着に敗北した。
11月6日、約5か月の休み明けで迎えた49戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3300m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は12戦連続で田中剛騎手（13戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。